5/5(金祝) 6年生 龍野スプリングカップ

5月5日はこどもの日。

そんな日に兵庫県の遠くまで送迎してくれた保護者の皆さん、本当にありがとうございました。

こどもの日に特別なカップ戦に参加できました。

兵庫県や岡山県のチームと対戦することができました。遠出しないとできない経験です。

曇り空も関係ない!

十分にウォーミングアップをして臨んだ初戦は前に早くという相手に苦戦していましたが、ハーフタイムに前半のプレーを振り返り、この試合で求められるプレーを確認しフォーメーションも工夫したことで、後半は徐々にてしまペースに持ち込むことができました。無失点で試合が進み最後のプレーで1点をもぎ取り勝てたことは大きな成果になりました!!

自分たちよりも早いプレースピードの相手に対応できたことは素晴らしい成長です。

予選2試合目はまさかの敗戦。

1戦目の相手とは違うタイプの早いチーム。

ボールを持っている選手と近い選手が連携して狭い局面をするすると突破されていきました。

周りの選手も連動して動いてくるところに苦戦していました。

サッカーでは「予測」が大切です。

予測とはボールの状況や味方、相手の動きから次にどんなプレーが起こりそうか。いくつか数秒後の出来事を考えることです。

予測があるからプレーを判断することができ、実際にプレーすることができます。

プレーする(動く)点において遅れをとってしまいました。

その原因はボールウォッチャーです。ボールを中心に見てしまいプレーの結果を見てから動き出すから間に合わないということが起きていました。

視野という見える範囲がありますが、人は見たいものしか見ていません。その他のものはぼんやりとしていて認識できていません。

そこには予測するために必要な素材がたくさんありますが見逃していることが多くあります。

勇気を持ってボールから目を離してピッチ内を見てみましょう。

この結果3チームが1勝1敗の勝ち点3で並ぶという珍事が起こり、得失点差で2位トーナメントに進みました。

気を取り直して。午後の試合キックオフ直前

午後からは予選リーグを2位通過したチームでのトーナメント戦。

トーナメント初戦は淡路島のチーム。

予選リーグの勝ち進み方を見てもまったく戦える相手でしたがピリッとせずに0-1で敗退。

せっかく龍野まで来たのにもったいない試合です。

6年生が抱えている課題が浮き彫りになりました。

引っ張ってくれる選手がいない。誰かがなんとかしてくれるやろ。という雰囲気がずっしりと重い。

キックオフサッカーキャンプから取り組んでいるところなので早く成長した選手が出てこないかと辛抱強く見守っているところです。

このヒーローはたまーに現れてくれます。急に現れては消えてしまいます。

ヒーローは遅れて登場。遅いわ、早く来て(笑)

理想はヒーローに頼らず自分たちで真剣さをもってプレーしてほしいですね。

2位トーナメント最終戦の相手はなんと

なんと

千里ひじりSC

正直ここでもやるのか!と思いましたがやるからには負けられない。

この試合はこの日のベストメンバーで試合をスタートしました。

ここでいうベストはサッカーの上手さではありません。

中途半端にプレーしない=責任感を持った選手ということです。

お互い負けられないプレッシャーの中、お互いチャンスを作るも決めきれず膠着した状態で試合が進みました。

やっとの思いで先制するも同点に追いつかれ決着はPK戦に。

他のチームには決して理解してもらえないが1番熱いPK戦。姉妹クラブのダービー戦。

1人制のサドンデス方式。

いいねー何とも言えないこの緊張感。全員が固唾をのんで見守る中お互いが成功し2人目へ。

相手のキックは惜しくもポストに当たり、てしまは決めたら勝ちというリーチ状態。

しっかりとゴールの右側に突き刺し見事な勝利!!

みんな優勝したかのような喜び🎉🎊

本当に優勝して喜んでほしかった(笑)

負けられないと思っています相手に接戦を勝ち切れたことはとても重要。

キックオフサッカーキャンプでも最終日にゴミ拾いもしたかいがありました。

この日はギリギリの試合を2つ勝てたことは素晴らしいことです。

分かりやすい変化ではないから実感がわきにくいけど着実に地力がついてきました。

「他の人が」では自分は動かないですね。「自分が」自分本位だと人って勝手に動くんですね。

希望しかなかった予選リーグ初戦。絶対に負けられない相手との試合。

体をつき動かすほどの気持ちと熱さのあった試合でした。

条件付きではなくどんな時でも強い気持ちと熱さをもってサッカーに臨んでほしいです。

そんなチームになった時には本当の意味で素晴らしいチームになっていることでしょう。

今か今かと期待しかありません。楽しみにしています。

どんな時でも超サイヤ人に

伊東