7/2(日)6年生 全日リーグ

前日の雨の影響で蒸し暑い中での試合になりました。2試合とも勝つことはできなかったですが、個々や小グループでの一つひとつのプレーは成長が見られたところは良かったです。この1ヶ月ですごく成長を感じています。パーツが揃ってきている感じです。もちろんパーツは丸かったり、四角かったりと色々な形です。同じ丸でも大きさや形は少しずつ違います。この形は個性です。この様々な個性が融合したらどんな形でどんな力を発揮するかすごく楽しみにしています!この暑い夏を乗り越えたらどんな選手、チームになっているかとてもワクワクします。りおがボールをオフザボール(もっていない状態)で動くボールに合わせてポジションを変えていたのが素晴らしかったです。こちらからの声かけはなかったので100%自分で考えてできたプレーです。このような自発的なプレーはサッカーにおいてとても大切です。思い通りにいかない時が必ずきます。そのような時に自分でなんとかしなければなりません。試合の状況によって自分で考え、判断し、最善と思うプレーを実行する。プレイヤーはコーチや保護者ではありません。選手自身がプレイヤーです。りおの動きは成長を感じる偉大な一歩でした。最近かいりの見えているところが良くなりスルーパスやパスカットという形でプレーの成長が見えています。目の前の状況だけでなく少し先のプレーが見え始めているように感じます。現在の状況を分析し次にこうなるだろうという予測ができるようになってきました。まだまだミスも多いのが残念ですが良い変化です。周りの選手がスルーパスに対応できず繋がりませんがかいりは問題ありません。そのままプレーで仲間に示してほしいです。周りの選手は常に先を考えながらプレーしかいりのパスを受け取れるようになりましょう。このパスが繫がるようになった時にはチームとして1段階レベルが上がります。攻撃でも守備でもより早く相手の1つ先をプレーできるようになります。そんな兆しが感じられる1日でした。さて、皆の良いところを振り返ってきましたがあってはならないことも振り返っていきます。この振り返りでは良いところや今後の成長しそうな変化の兆しを分かりやすく解説し、頭の中を無意識から意識できるように見直すための振り返りです。残念ながら、頑張っている自分や仲間の成長を邪魔している子がいます。その子に気づくことができれば1年間もあれば別人のように成長ができます。邪魔をしているその子の正体は自分自身です。入口があるにも関わらずフェンスを乗り越えてグランドに入ってくる。その子は足が痛いから試合に出れるか分かりません。活動前に伝えてきました。試合の出場に影響があるくらい足が痛いのにフェンスからジャンプする。ルールは守りましょう。当たり前の話です。サッカーにもルールがあります。ルールがありそこに安心安全が約束されるからこそ面白いのです。相手を殴る蹴るが認められたらサッカーどころではありません。平気でルールを無視することはサッカー以前の問題です。暑いからしかたがないところもありますが、試合前にお腹が痛い、足が痛くなった。というような体調が優れない状態ではサッカーができません。食事に睡眠、ストレッチなど体のケアを心がけていますか?自分の体を整えられないようではサッカーができません。自分の問題を解決できない人は他の問題を解決することはできません。まずは自分のことは自分でしてください。サッカーは団体闘争スポーツです。仲間と協力し相手と闘わなければいけません。そんな時に元気のない、ケガをしている仲間がいたらチームが共に負けてしまいます。少なくとも自分の力を発揮できる状態で相手と向かい合いましょう。繰り返しになりますが残念なことに、せっかく努力し継続している自分の成長を邪魔している子がいます。その子は対戦相手の選手ではありません。応援してくれるお家の人ではありません。その正体は自分自身なのです。甘え、怖さ、弱さなどが正体です。人は誰しも心の中にその子がいます。その子に負けないように闘うことが自立です。自分で自分を立たせなくてはいけません。まずは自分の弱さに目を向けましょう。その正体を見ることがスタートです。幸いなことにこれからも自分を成長させるチャンスはまだまだあります。今は目の前のことだけを見て取り組みましょう。その積み重ねが必ず明るい未来に繋がっています。皆なら必ず変わってくれると信じています。

本日も暑い中応援ありがとうございました!!

伊東