7月2日(日)の北摂ジュニア連盟 サッカー大会のふりかえりをさせていただきます。
よろしくお願い致します。
2チームで出場し、前半と後半でメンバーが全員交代する形で試合に臨みました。
休憩の時間が十分にあるので自分が出る10分に100%の力で挑むことができていました。
全体を見て感じたことは、相手を見てドリブルができる選手が多くなってきたと感じたことと、1対1のディフェンスの部分で粘り強く相手についていくことができる、相手から奪い取ることができる選手が増えてきているなと感じました。普段の練習で行っていることが試合で出せており嬉しく感じました。
そして、『良い準備とは何か』を得ることができた試合だったと思います。
次に何が起こるかを予測して、一番良い準備をして待つことによって良いプレーが出せるということに気づいた選手が多かったように思います。忘れずにいて欲しいと思います。
プレー以外の面では、前半メンバーと後半メンバーでメンバーを固定したことによって、試合に出ていたメンバーはプレーをして感じた、うまくできたこと、うまくいかなかったことを話し、それを聞き、ベンチで見ていたメンバーが外から見て感じたことを伝え、みんなで共有し、どうすればもっと良くなるかを考えるという話し合いができていました。自分たちが取り組まないといけないことを話し合って共有できているので試合を重ねるごとにプレーが良くなっていきました。
この『話し合える力』は千里ひじりサッカークラブの子ども達の一つの武器だと思っています。
まず、集まって話をできることが難しいチームもある中で、自分たちで集まり、話を進め、意見を出し合える力は本当にすごいと思います。
この話し合いが高学年になり、ハーフタイムにホワイトボードとマグネットを使って、戦術について話をする基礎になると思っています。
まだまだ内容が伴っていないこともありますが、『ここでチームを引っ張れる選手を探しているねんなぁ』『こういうことができる選手が日本代表のキャプテンみたいにチームをまとめる選手になるんちゃうかな』などと伝え、まずはやろうとする姿勢引き出し、そしてそこを誉め、やろうと思える選手をどんどん増やしていきたいと思っています。少しずつレベルアップしていくのを楽しみにしていて下さい。


話し合ってチームがやらないといけないことがわかっているので、大会の後半戦はベンチにいる選手がすごく声を出してプレーしている選手にコーチングをしていましたね。僕の言いたいことをどんどん言ってくれるので子ども達に任せてしまいました。
普段から『ベンチにいる選手ができることは試合に出ているどうしたら良くなるかアドバイスをすることだけ』と伝えているのでそこがすごく良く出ていたと思います。
周りがたくさん声を出せるようになると、今まだ出せていない選手もそれを聞き、『こんな風に言ったらいいんだ』とわかり、真似をして言えるようになってきます。
これもこれから必ず必要な力なので少しずつできるようになって欲しいなと思います。
勝てそうだった試合を引き分けたり、落としてしまったりしたことにより優勝とはいきませんでしたが、すごく学ぶものが多い大会だったと思います。この負けた悔しさが必ず次のレベルアップに繋がります。
次の試合を楽しみにしていて下さい。
次の試合は暑さも落ち着いていくだろう9月を予定しています。また決まり次第ご連絡させていただきます。
応援ありがとうございました。また次回もよろしくお願い致します。
千里ひじりSC 谷口 岳登