先週に引き続き4種リーグの試合です。
前回はボロボロの状態で自滅で負けた試合でした。
今日は前回の試合の反省を活かしてしっかりと準備をして試合に臨むことができました。
4種リーグ1巡目最後の試合です。
この4種リーグを通して成長しながら結果も出してきました。
暫定ながら1位✨
去年からの、いや低学年からの積み重ねがこの結果に繋がっています。
伊東コーチの頭の中では先週の試合でこのチームの今の課題と力、今後どれくらい成長するかが明確にイメージできました。
(課題)気持ちにムラがあること。集中力が周りに悪い方に影響されること。
(解決方法)目標を持つこと。理想のプレーを思い描くこと。自分のことはじぶんですること。言ったことは必ずやること。
今はいろいろなことが中途半端な状態でやりこめていません。まずは簡単なことから成功体験を積み重ねましょう。
お家でもお手伝いやお仕事を任せて少しずつやり遂げることを経験させてあげてください。
そして最初から結果を求めず温かく見守ってあげてください。それが自立することに繋がります。
暑さが落ち着いた今日はウォーミングアップを元のの形に戻しました。
いつものルーティンによってサッカーに集中するためです。
その後は2人組になり基礎練習。基本は大事。基本ができていればあらゆる状況にも対応できます。
①インステップ②インサイド③もも→インサイド④胸→インサイド⑤ヘディングを左右交互に5回ずつ。
ミスをしたら1からやり直し。
連続で成功させるという良い緊張感が自然と集中モードに。
緊張感を持つことって実はとても大切。緊張感がなければなぁなぁに。緊張感が強いとガチガチに。
程よい緊張感はパフォーマンスを向上させてくれます。
基礎練習の次は対面パス。どこにボールを止めるか考えながらしましょう。
ただやるだけではなぁなぁになりますが、目的・課題を見つけてすると緊張感が出てきました。
最後に1vs1の対人勝負。
相手に負けない、勝つ。
そのために自分の力を出し切る。
最後の最後まで諦めず足を出したりスライディングしたり。相手に体をぶつけてバチバチな勝負ができました。
抜き差しならない状況での勝負を楽しめるように、勝てるようになってほしいところです。
「こんな時は久保建英のベルバルド・シウバ理論やー」「なにそれー」「こうやるんやでー」
ベルバルド・シウバ理論で1vs1が盛り上がりました(笑)
気になる方は是非YouTubeで見てください。
こんな一言から子どもたちの興味ややる気が引き出されることを伊東コーチも学びました(笑)
保護者の方も是非自分の子どものやる気スイッチのきっかけを押してあげてください!
目で見ること、耳で聞くことから頭の中が一瞬でその出来事に持っていかれます。
これは脳のプログラムでそういう仕組みになっているので無意識に起こっていることです。
話をしている人の方を向く。聞くときは他の動作をしない。ということって実はとっても大切なことなんです。
そして自分で声を出す。これも同じくらい大切です。
頭の中はその言葉に引っ張られてその言葉通りにしようと考えます。
ダメと言えばダメな方に考えダメなところばかり見つけるようになります。
逆に褒めたり認めてあげるとまた褒めてもらおうと考えてそうなるように行動していきます。
試合前のミーティングで一人ひとりに今日の目標を宣言してもらいました。
ポイントは無理、できないということは一切考えないことです。
そして人に言われるのではなく自分で宣言することで頭の中は勝手にクリアすることを考えて動き出します。
今日は程よい緊張感と良いモチベーションで試合に入ることができました。
試合の内容はかなり良かったです。
内容が良かっただけに1-1の引き分けではなく勝ち切ってほしいところでした。
内容と結果が繋がるように、内容が悪くても勝てるようなタフで強いチームになってください。
前半は0-0、後半先に失点をするもののフリーキックから得点し追いつく粘り強さは身につけています。
次はチャンスで仕留める決定力を身につけていきましょう。
今日は特に守備面が素晴らしかったです。グループで相手をサイドに誘導し追い込みがんじがらめにしてボールを奪うことがたくさんできていました。
こういう守備の良いところは相手のプレーを制限していくことで相手は手詰まりになること、こちらは良い状態でボールを奪うのでそのまま攻撃に入っていくことができます。
守備から攻撃の切り替えが早くなり相手の守備が整う前に早く攻撃ができるメリットがあります。
今日はラストパスの部分で精度を欠きシュートまで持っていくことができなかったので、パスの質やボールを受ける選手のポジションや動き出しの質を高めていきましょう。
最後にシュートで終わることは攻撃から守備の切り替えをスムーズにさせることに繋がるので攻撃をやりきることは試合全体の流れを考えても大切になります。
中盤の3人にセンターバックの2人のパスカットがとても効いていました。
GKのなぎも良い反応でシュートを止め、センターバックの後ろのスペースのボールをしっかり拾い丁寧に繋いでいました。
前線のフォワードのプレスバック(後ろからボールを持っている相手へ戻ってくる寄せ)や
バックパスを出させないよう相手のディフェンス選手へのプレッシャーというような直接的な守備や間接的な味方を助けるような守備、中盤やディフェンスの味方選手が前方に跳ね返したボールをキープすることの3つはフォワードの選手に求められるプレーで今日はもっと相手にプレッシャーをかけてほしかったです。
少し話が細かくなってしましましたが、そういう部分まで求められるようになってきましたし、全体的には試合をしっかりコントロールし狙い通りのプレーを見せてくれました。
今まで継続してきた自分のポジション、チームの形がある程度見えてきたので少しポジションを変更してみました。
各自のプレーの幅を広げることと柔軟性を身につけること、チーム全体もあらゆる形に対応できる柔軟性と力強さを身につけていくことが狙いです。
これくらいはできるやろー。という見込み通りのプレーが見られサッカーの理解度も少しずつ深まってきたようです。
良い意味でコーチの予想を裏切ってくれるようなプレーを見せてほしかったし、試合を勝ち切ってほしかったです。
ただ相手のコーナーキックが風で曲がり直接ゴールに吸い込まれるという事故に近い失点をしましたが、これは誰一人予測できず準備ができていなかったからこそ起きた失点でしたが、こういうプレーも起こる可能性があることが分かり、それを踏まえてプレーを考える。ということを学ぶことができたことは今回の試合の収穫です。
試合の随所に失敗から学び成功に近づける、修正する。同じミスを繰り返さないという姿が見られました。
ポジションを変えることと合わせて変化はあって当たり前。その変化にどう向き合うか。新しい考え方を経験できたことは彼らの期待度を🆙させてくれました。
今日の試合のように今日までの自分をアップデートして日々成長していってくれることを楽しみにしています!
本日も多くの保護者の方が応援してくれました。
応援ありがとうございました!
伊東