北摂ジュニアサッカー大会 水色チーム ふりかえり

第一試合、軸になってほしいなと思っていた選手がその気持ちを持たずに試合に出てしまいました。いつもの頼れる相手がいない、困ったら声をかけてくれていた選手がいない、自分がミスした時にカバーしてくれていた選手がいない。気づいた時には連続失点、、、気持ちを持ち直すことができず、どうすることもできないまま、どうしようもできないから頑張ることをとやめてしまう姿もありました。

試合後に、子ども達に『チームで勝つ』ということはどういうことか話をしました。

自分のやりたいことだけをやっていても勝てない。

一人ひとりが100%を出さないと勝てない。

勝つためにみんなが全力で、そして、やるべきことを共有することが大切。自分たちのやりたいことを共有し、協力して戦っていたのか、背後のスペースをねらう練習をずっと行ってきたがそれにチャレンジできているのか、そもそもやろうとしているのか?それをしないと勝利は難しいけどどうする?と問い、チームが負けたことに対して、悔しさが見えず、俺のせいじゃない、誰かがミスしたから、、のように自分事になっていない選手がいることがすごく残念だということを伝えました。

そして「それでいいの?負けたことに自分は関係ないって思っている選手がいて、そのチームは果たして強いチームになれるの?たけコーチはそうゆう選手がチームにいるのは許せない。だって勝ちたいから!」と、強い口調で伝えました。できるのにやろうとしない、それはコーチはイヤだと。

負けてもいい、仕方がない、ではなくて、

負けたくない、絶対に勝ちたいという気持ちの部分の大切さに気づいて欲しかったからです。そして勝つためには自分の力が必要ということを感じて欲しかったからです。

そして、次の試合、できていなかったことを全部クリアしようとするぐらい変えようとしている姿が見える試合を観せてくれました。結果だけを見ると負けですが、僕は子どもたちを褒めました。頑張らないといけないところで、やらないといけないという気持ちが入っていたから良い試合ができたね。次からこの試合がいつもできるようにしようね。と伝えました。

次の試合、1試合目の気持ちに戻っていました。やはり、1日の大会で気持ちを持ち続けるのは3年生にはまだ難しいです。お昼ご飯を挟むと尚更です。そこまではまだ求めていません。でも今日気づいたことは忘れないで欲しいと思います。

試合で苦しんで、厳しいことを僕からも言われ、でもそれをどうすれば良くなるのかを自分たちでボードを囲みふりかえりを行い、練習をしていました。その子ども達の姿がすごく嬉しかったです。それが実り、最終戦では終了間際の相手の背後をとるプレーで得点し、勝利を勝ち取りました。

みんなとても良い表情でした。最終試合で勝ちをゲットしたことで今日の結果を子どもたちが1番良い形のプラスに変えてくれました。勝利の瞬間に僕も思わず全力のガッツポーズをしていました。子どもたちの頑張りに本当に感謝です。

サッカーは練習、経験の積み重ねです。階段のように一段ずつレベルアップしていくもの。

今日の経験が次に繋がっていくことを期待しています。応援ありがとうございました。