今回のブログは伊東コーチの回ですよ✨
たまにはこんなのもアリでしょ(. ❛ ᴗ ❛.)
コーチ達のつぶやき募集中~
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先日行われたアジアカップ準々決勝のイラン戦は見ましたか?
民放地上波で放送されたからリアルタイムで見た人が多かったと思います。
まだ見ていない人は是非YouTubeのハイライトやDAZNで見てください。
昨年のワールドカップでの活躍や多くの日本代表選手がヨーロッパの5大リーグで活躍していることから
「優勝」を期待する声が大きかったと思います。
予選リーグで1敗するもしっかりと決勝トーナメントに勝ち進み、先の試合のバーレーン戦も3-1と快勝していました。
現在FIFAランキングで日本に次いでアジア2位のイランが今回の相手でしたが誰もが勝ち進むと信じていました。
前半は両者球際で激しくぶつかるも終始日本ペースで試合が流れ守田選手のゴールで先制し前半を終え後半への期待がふくらんでいました。
後半は予想を反して、イランが前線へのロングパスで前への圧をかけてきます。
日本は見ていた人もあれ?と感じるくらい前半と違うチームのようなプレーでした。
後半はイランに押し込まれ苦しい時間帯が多かったと思います。
ゴールキーパーのパントキックが相手に渡り、縦パスを受けた選手からのスルーパスを流し込まれ同点。
試合終了間際にはペナルティーエリア内でのクリアミスから相手を倒してしまいPKによる失点で1-2の敗戦。
チームの戦術やプレーの是非は外からでは分からないのでここでは置いときます。
試合直後のインタビューや1日経っての記事を見ると、富安選手が「足りなかった勝ちへの執着心」を語っています。
「良くない時に声を出すとか、プレーで雰囲気や流れを変える、DFならがっつりボールを奪って、攻撃陣ならドリブルをしかけていく、これがチームにないところだった。淡々とプレーするだけでなく、何かを変えようとする選手がもっといないといけない。」
すごく本質的な部分だと思います。
サッカーが上手な選手はたくさんいます。
子どもたちのレベルも前と比べても年々高くなってきていることを感じます。
サッカーがスポーツであり人と人が戦っている以上メンタル面や人間性はプレーに表れてきます。
良いパフォーマンスをするためにも気持ちは必要不可欠です。
勝っている時、調子のいい時は誰もが良いプレーをすることができます。
そうじゃない時に真価が問われます。
チームを助け雰囲気や流れを変えていける選手は必要です。
富安選手はさらに言っています。
「良くない時に何ができるかを求めないといけない。良くない時にすら、それすら帳消しにしてしまうクオリティ、能力。超越した選手になるというところも一つの違った道」
「できることはチームに帰って少しでも成長していくこと。」
どれだけの熱量でサッカーをしているか。
熱量=好き
好きなもののランキングで何位なのか。他と比べられないくらい好きなのか。
「サッカーが好き」ということが原点だと思います。
最初から大好きな子もいれば、続けているうちに好きが大きくなる子もいます。
好きな度合いが頑張れる力になります。
それが熱量でもあります。
大切なことは失敗した、負けた後に次の1歩を踏み出せるかどうか。
失敗は成功の素です。
この経験を活かすも活かさないも自分次第。
過去を振り返るか、未来を見据えるかで今後は変わってきます。
失敗できてラッキー、この経験がヒントになり正解に近づけて良かった。と前向きに捉えて取り組みましょう。
2失点目の板倉選手と富安選手のクリアミスに関しても記事があります。
プレー中はアドレナリンが出て興奮していることもあり冷静さに欠けはっきりと覚えていないこともあります。
その瞬間に思考をめぐらせ判断するのでギリギリのはんだんになってしまいプレーを間違ったり、ミスをしてしまうこともありますが、大事なことは後から振り返ること。
失点の場面では富安選手が板倉選手の後ろにいて良い状況だったからコミュニケーションを取って大きくクリアできたら良かった。と語っています。
板倉選手は後ろから走ってきた選手をちゃんと見えていなかった。視野が狭かった。と語っています。
試合後に冷静に振り返ると試合中に見えていなかったことが見えてきます。
こういう気づきによって視野の狭さやコミュニケーションの大切さを認識して次から意識して練習、プレーしていくことができます。
今回のアジアカップは残念な結果となりましたが、逆に考えるとさらに成長する課題が明確になった大会です。
チームに戻り長所を伸ばし弱点を克服してより良い選手になることで今後のサッカー人生に良い結果をもたらしてくれると思います。
育成年代の子どもたちは特に失敗しても失うものが少ないので、失敗を気にせずどんどんチャレンジしてプレーしていきましょう。
自分を振り返り、自分を見つめて、自分の良さや足りないところを自覚することで、何をすることが自分を成長させていけるか分かってきます。
そのポイントが分かればゴールへの道筋が見えてきて、あとは実践あるのみ。
どこまでやりこめるかは熱量の大きさが関係します。
サッカーを好きになって熱量をあげること、大きくすること、そこに経験をかけ合わせて自分を成長させていきます。
熱量×経験=成長
子どもたちには無限の可能性があります。
どこまで大きくなるかとても楽しみにしています!
伊東
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熱量×指導=伊東コーチ
byひじりん。(❤️´艸`❤️)