【5年生】2/12(月祝) 交流試合 vs 寺内新田スカイ

3連休の最終日。

寺内新田スカイさんと12分ハーフを3試合しました。

2月に入りインフルエンザなどの体調不良が増えています。

この日も体調不良などで欠席が多く、急きょ前日の試合で良いパフォーマンスをしていた4年生に来てもらいました。

いつものメンバーが揃わない中でしたが、今日はサッカーの本質的な部分を全員が理解できるように取り組むことを確認しました。

このメンバーだから良いプレーができる。これは×。ひとつの形で上手くできるだけでサッカーが上手いわけではありません。

仲間の特徴やその状況に応じて適切なプレーを考えて合わせていくことが大切です。

足元の技術がある選手には足元でボールを持たせてあげたほうが良いです。

足の速い選手にはスペースにボールを出してスピードをつけさせてあげるほうがいいかもしれません。

こんなことを考えていると、いつ?どこで?どんな?プレーをしたらいいか見えてきます。

また、各ポジションラインの相手を確認して攻撃ではこのラインを突破してボールを前に進める、守備では自分立ちのラインからボールを突破させないことを考えてプルーすることを共有しました。

特に横幅は50mあるので2人分または3人で協力してこの50mのラインを越えさせないように守備すること、攻撃ではボールの前のゾーンにいる選手がその手前のラインを越えられるようにサポートすることをチームの約束として共有しました。

各ポジションが請け負うゾーンとライン

このような話をして活動が始まりましたがまだまだこれから。

周りを、遠くを気にしながらプレーするほど余裕がありませんでしたね。

個々でできることはまずは技術を高めること。

ドリブル⇒スピード、ボールタッチの強さ、右左どちらで触るか、どこを向いているのか、コース取り、手の使い方。など

パス⇒パスの強さ、正確さ、足元にだすのかスペースにだすのか、パスを出すタイミング、トラップコントロール、パスの種類。など

基本的な技術力を高めましょう。

これらの力がついてくると全体が安定し、まわりの選手のオフザボールの動きを良くする効果があります。

ボールを奪われそうなのに幅を取ったりできませんよね?

グループで、チームでできることはサッカーの認識を合わせること。個々の動きに合わせること。

適切なポジションとアクションで仲間のプレーを助ける。

また、ミスが起こった時に助け合いミスを取り戻すこと。

今日は「相手の頭の中を覗き込み、何を狙っているのか見極めてプレーすること」を伝えました。

後出しじゃんけんをすると勝てるよね。イメージは後出しじゃんけん。

相手がグーならパー、チョキならグー、パーならチョキを出せば勝てます。

いかに相手の手を見極めて出すことができるか。ここではギリギリまで駆け引きがあります。

サッカーも一緒。 

サッカー=後出しじゃんけん

今日の試合では個々のミスが多く起こりました。

パスの強さや正確さ、トラップの正確さ、ドリブルのスピードやタッチの強さ、ドリブルのコース取り、パスを出すタイミングにパスを受けるタイミング。

すぐに簡単に改善できるところはスローイン。

ボールを受ける選手のが胸トラップすることが多く、すぐに次のプレーに移ることができません。

バウンドさせても足元でボールを触れるようにスローインしましょう。

これから意識して取り組んだらすぐに良くなるプレーがマークの方向。

守備の目的は2つ。

①相手を前に進ませないこと。

そのためにボールを奪いに行ったり、フォーメーションを組んでブロックを作り相手の攻撃を止めます。

②ゴールを守ること。

シュートを打たせない、止める。など最後のところで守ります。

GKと連携をして守ったり、センターバックや逆サイドの選手がクロスボールを跳ね返します。

ボールを奪いに行く、前にブロックを作るところ、逆サイドのゴール前の守備意識は特に課題です。

自分の相手が進んでいく方向を守れていません。

横からボールを奪いに行ったり、そもそもマークするポジションが良くない選手がいます。

試合の場面を意識して練習を取り組んでください。

ゆうしんがシュート練習で自発的に左足で練習していたり、試合の合間にミーティングをしてからボールで遊んだりしている姿は良かったです。

たくさんボールを触っているチームは自然と強くなります。

ミーティングでもたくさんプレーの話が出て話が尽きないチームも強くなります。

まずは思ったことを言いましょう。感想程度でもいいです。

聞く側は話を相手をリスペクトします。否定をしません。

否定をしているだけでは話が次に進みません。

気づいたことを話しているだけで勝手に頭の中が整理されていきます。

内容より活発に話すことが大切です。

自分たちでミーティングをした後の試合はみんなプレーしやすそうでした。

自分たちが同意していることが大切なのかもしれません。

試合の合間のシュート練習では4つのゾーンを狙ってシュートしました。

①右上②右下③左上④左下

狙いをつけてシュート。

途中からは②右下、④左下に限定してGKのなぎにローリングダウンを身につけてもらうためのシュートをしました。

シュートもセービングも絶対的に回数が足りてません。

空いている時間を上手く使い楽しみながら回数を増やしていきましょう。

相手の頭の中を覗き込み、何を狙っているのか探りながらプレーはできました。

2,3人が連携しながらボールを前進させゴールを目指していく段階まで多くいけました。

惜しいところでですが、シュートまでいけない。シュートが入らない。すべて自分たちのミスです。

もっと見極めてまずは技術のプレーミスを減らしましょう。

かいり

左足でもパスをさばけるようにしましょう。

アンカーの位置に落ちてきてGKからのパスを引き出すプレーは良かったです。

ゆうしん

プレーのテンポを2つくらい速くして動き出しましょう。

最終試合の3本のシュートはとても良かったです。

さく

最初に後ろを向かないように。まずは前を向いて前を目指しましょう。

前を向いた時のゆうしんへのパスやインターセプトは良かったです。

なぎ

ローリングダウンですぐ反応できるようになりましょう。

ディフェンスの背後へのボールの飛び出しはタイミングが良くなりました。

たくや

空いている裏のスペースを意識しましょう。

縦に抜け出していくドリブルはとても効果的でした。

せいしろう

動き出す1歩目の速さを意識しましょう。

前線でボールを受けられる回数が増えました。

前を向いてもらうシーンもありシュートの意識がとても良かったです。

しょうご

逆サイドにボールがある時の守備の意識を持ちましょう。

攻撃時の幅を取るタイミングが良くなりました。

こうたろう

ゴールに向かって戻る時の守備の意識を持ちましょう。

ボールを奪いに行くタイミングとボールに寄せきれるところが良かったです。

ボランチでの動きも良かったです。

ひろと、はやと

試合の準備などチームのために動いてくれてありがとう。

自分もプレーしたい気持ちがあると思うけどしっかり早くケガを治しましょう。

今は頭の中だけでも整理して復帰したらすぐに体の調子を戻すだけでいいようにケアをしておいてください。

早く戻ってきてくれることを待っています!

保護者の皆様、3連休最終日の午後に試合への送迎と応援ありがとうございました。

また、急な参加をしてくださりありがとうございます。

観戦していてどうでしたか?

観ていて面白いプレーが多かったのではないでしょうか?

今は個々の良いところを伸ばすことと課題をクリアしていくことを中心にしてチームを作っています。

課題があることは良いことです。

子どもたちには伝えましたができたことは喜んでいいけど満足しないように。

課題をクリアすることで成長していけるので課題の部分にもポジティブに目を向けられるように関わってあげてください。

今日の目標⇒今日のプレーはどうだったか?⇒目標を達成するためにどんなプレーをすることができるか?⇒どれからやってみるか。子どもたちに聞いてみてください。

きっと自分で取り組む意識を持って行動すると思います。

体調不良が多いようなので体調管理にはお気をつけてください。

本日もありがとうございました。

伊東