全日リーグの2次リーグが始まりました!
10チーム中上位6チームが代表決定トーナメントに進むことができます。
池田てしまはちょうどボーダーラインに位置しています。
上位チームとの対戦前に勝てる試合をしっかりものにすることでトーナメント進出が見えてきます。
2次リーグで9試合行いますが、勝ち点「12」を取ることができれば2次リーグを突破できると思います。
勝ち点12=4試合勝つ。
この数字を目標にしてこれからの試合を戦っていきます。
今回は2試合行いました。
2試合とも勝利して勝ち点を積み重ねておきたい相手でしたが、2分けの勝ち点「2」。
負けなかったことは良かったですし力がついてきた証拠です。
特に1試合目の寺内新田スカイ戦は失点してからラストプレーで同点に追いつくことができました。
前の振り返りでも書いていますが失点を重ねない、追いつく粘り強さがついてきました。
チーム全体として守備の安定感が増しています。
特にDFのそうた、たくやの2人が体を張ったDFでしっかりとはね返してくれるようになりました。
1試合目の寺内新田スカイ戦と2試合目の桜井谷東戦を通して自分たちのペースで試合を進めることができています。
ボールを動かしながらビルドアップをできるようになりました。
FWへの縦パスが増えて相手のDFラインをどう突破するかがこれからのポイントになりそうです。
相手のDFラインが高い時には裏のスペースにパスを出すことも増えてきました。
パスのタイミングや強さ、ボールを受ける選手に優しいパスを心がけてプレーをしましょう。2試合とも得点チャンスはたくさんありました。
勝てる試合をしっかりとものにできるようにしていきましょう!
守備はグループを作り相手のDFまたはサイドでボールを奪うためのしかけを作ることができていました。
特に寺内新田スカイ戦では相手のDFの選手がパスを出せるところが無く、ボールを持ちすぎる場面が多くありました。
狙い通りの守備ができていました!あとはボールを持っている選手のところでボールを奪いきるか、苦し紛れのパスでボールを奪うか。この点はもっとできるようになりましょう。
こういう場面で怖い相手のプレーはボールを持っている選手がドリブルで突破してくることと、逆サイドに展開されてこちらの包囲網の外側から攻撃をしてくることです。
FWの選手が相手DFのボールを持っている選手にもっとボールを奪いに行っても大丈夫です。
FWでボールを奪いきれる回数が増えると素早い攻撃につながるのでチーム全体として包囲網を作りボールを奪いきれるようになりましょう。
桜井谷東戦ではDFラインの2人でチャレンジ&カバーを作ることができていました。
※下記動画を参照(相手のパントキックの落下地点にたくやがアプローチ、そうたがたくやの後ろをカバー)
しっかりチャレンジ&カバーをするためにはお互いの役割をはっきりさせることが大切です。
どっちがチャレンジするかはっきりしない場面では声をかけてお互いの役割を素早く作ることが必要です。
そうたとたくやの役割が反対になっても、他の場面、選手のところでも同じようにできるようになりましょう。
この夏の1,2ヶ月をかけて練習していきますが、もっとボールに対して足を出していきましょう。
試合の中でまだまだ少ないです。
足を出したところから1歩ずつ相手に寄せていく。
相手の向きを前から横、後ろに向けることも大切です。
攻撃においても守備においてもボールを中心に見ているので1歩目が遅くなっています。
特にFWのオフサイドや足元でボールをもらうのか裏やスペースに抜け出してもらうのかはっきりしないプレーが目立ちます。
ボールを見すぎるとボールの動きを追ってどうしてもボールに合わせる動きになってしまいます。
それによって1歩目が遅くなったり予想していなかったことが起きて反応できない(体が動かない)ことになります。
オフザボールの時に何度も首を振り周りの状況を把握しましょう。
ボールはプレーの起点であり、ゴールが終点です。
終点のゴールをもっと意識して観ておきましょう。
守備も同じで自分の体から後ろはゴールを守れる位置に立たなければいけません。
その位置はボールとゴール(またはパスを受ける相手)を結んだ直線上です。
この線上にいない時はパスを通されたりシュートを打たれてしまうので、自分がその線上に立てているか確認しておきましょう。
確認方法は2つ。
①自分で後ろを見て確認する。
②後ろの選手が声をかけて伝える、教える。
まずは自分で確認しますが、ボールから目を離すことができない場面もあります。
その時は仲間の声を信頼して聞いてポジショニングしましょう。
後ろの選手ほど前の選手に声をかける量は増えます。
特にGK、DFの選手はサッカーをよく理解し正しい声かけをできるようになりましょう。
最初はまず声を出すことから始めましょう。
声を出せるようになったら少しずつ内容を考えていくといいです。
この日唯一の失点は右サイドから横パス2つで左サイドに運ばれてのシュート。軽い守備と戻り切れなかったことが原因です。
シュートも防ぐチャンスがありました。
この形でも失点は前から何度もあります。
同じミスを繰り返さないように改善していきましょう。
寺内新田スカイ戦の得点もシュートを打ったからもらえたPK。
仕掛けること、シュートを打つと何かが起こりますね。攻撃に限らず守備でもこういう姿勢は大切です!
試合の動画を観直すと何度もあった決定機。
こういう場面に日頃の成果やプレーの質が見えてきます。
日頃の練習からここぞという試合の場面を意識して取り組むことが大切です。
この2試合は今後の成長に向けてとても大切な収穫のある試合でした。
力をつけてきたところ、まだ足りないところが明確になっています。
しっかりと各自が振り返り、次の試合に活かしていきましょう!
保護者の皆様、本日も暑い中応援ありがとうございました!
車の駐車台数の制限もあり、コミュニケーションをとってくださり送迎を協力してくださりありがとうございます。
保護者の皆様も熱中症に気をつけて子どもたちの試合を楽しんでください!
これからも応援よろしくお願いします。
伊東