【U11】7/28(日) 交流試合

予定していた4種リーグが中止となり交流試合に変更となりました。

とても暑い中でしたが2時間という短い時間で集中して取り組むことができました。

少しずつですが自分たちでウォーミングアップを準備して行えるようになってきました。

「自分たちのことを自分たちでできる」ようになることがサッカーにおいても他の場面でも大切です。

まずはやってみること。次にヴァージョンアップしていく。

時間がかかりますがこの最初の1歩を踏み出すことが1番大事!

試合の前に時間をかけてミーティング。

「自分たちの今日のウォーミングアップどうだった?」

100点満点?それとも低い点数?いったい何点?

答えは自分たちの中にあります。

・試合をしたい

・良いプレーをしたい

・試合に勝ちたい

・シュートを5点決めたい(例)など目標を達成したい

・プロサッカー選手になりたい

自分たちが目指していることにによって今日のウォーミングアップの点数は変わります。

こんな話をして自分たちのウォーミングアップを振り返り考えてもらいました。

目標の再確認。

目標を明確にすると自分たちが何をしたらいいか見えてきます。

試合が始まってすぐ、ベンチの選手からたくさんの声が出ました。

「〇〇がフリー」「パスが遅い」「シュート打てたやん」などコーチングの声がしっかりと出てました。

プレーでは相手を上回ることが多くありました。

各選手の良さをたくさん見ることができた試合でした。

パスをつなぎながらチームでボールを前進させること、局面において個の力を発揮することができていました。

少しずつボールをキープする時間が増えています。

ボールがキープできるようになったら次は相手を突破できるようにチャレンジしましょう。

できることが増えてきたことで課題も明確になってきました。

特にプレーの丁寧さ。

・パスがずれる、強すぎる、弱すぎる

・トラップが大きくなり次のプレーにすぐに移ることができない

・ドリブルが速すぎる、タッチが多すぎる

具体的なプレーはこの他にもありますが要するに「自分の思い通りにプレーできない、エラーが起きている」ということです。

エラーが起きたら次に何かの方法でエラーを直すことが必要です。

次にプレーを成功させるという結果より何をしたら次は上手くできるかプロセスを考えて行動することのほうが100倍大切になってきます。

一般的にこういう意識のことを向上心と言います。

向上心であふれるチームは強いです。

そういうチーム、チームの一員になってほしいと思います。

「止める・蹴る・運ぶ」これらはサッカーの基本的な動作です。

基本的動作を極限まで思い通りにできるように意識してプレーしてください。

今回の試合は得点も多く良いことでしたが、相手によっては小さなミスも逃してくれない相手もいます。

そういう相手と試合をしても今回のようにプレーするイメージを日頃から持ち取り組みましょう。

プレーの丁寧さは見直す余地があったと思います。

横パスを上手に使っていました。

そこはすごく良かったです。

できるなら3方向(前・右・左)を常に意識して観ておいて状況に応じて選択してプレーできるようにしましょう。

あとは手前と奥。近いところと遠いところ。前と後ろ。この辺りも意識しておきましょう。

パスを上手に使えている反面、自分でシュートまでいく。という良い意味で自分本位な選手が少なく感じます。

自分がどこまでできるのか。そのラインを理解しておくことも大切です。

相手にとって嫌な選手は良い選手です。

相手は点を決められることが1番嫌なので自分がゴールを目指すプレーをもっとしましょう。

小学生の年代では多少リスクを背負ってでも勝負してご褒美を狙いにいくべきです。

無茶なプレーとは違いますが勇気を持ってチャレンジすることはとても大切です。

カテゴリーが上がるにつれてより堅実なプレーが求められうようになりがちです。

小学生年代の間にどれだけチャレンジして自分の能力を伸ばしていけるか。今後のサッカー人生に少なからず影響があります。

ミスをしないように、小さくまとまってプレーしているように見えるのでもっと大胆にチャレンジしてプレーしましょう。

ミスは挽回することができます。ボールを奪われたら奪い返したら結果オーライです。

1つ先の未来を予測して動きましょう。

パスが来るのを待っています。

動き出してもっと良いスペースでパスを受けられるのにな。と見える場面がたくさんありました。

考えられる原因はまず見えていない、分かっていない。=視野が狭いということ。

さらに技術が足りていないということ。そもそも例えばキックできないから無意識に選択肢から消えているということ。

ボールを持っている選手、ボールをもらう選手のどちらか、またはその他の選手の誰かが気づくことができると生まれてくる選択肢。

自分からボールをもらいにいく、パスが出るのを待つのではなくパスを出させる動きを今回の試合ではできる余裕はありました。

まずはボールだけを観過ぎないこと、もっとピッチ全体を観ること、そしてボールを持っていない時には頭を働かすこと、目で見て耳で聞いて肌で感じて。

五感をフル活用してピッチで起こること、起こりそうなことを予測しましょう。

試合の入り方はピッチ内、ベンチともにとても良かったです。

途中もピッチ外に転がっていくボールを取りに行ってくれたり良い行いでした。

残念なのは終わり方。

最初のモチベーションが最後まで続かなかった。最後まで気を緩めてはいけません。

勝つことは簡単なことではないし当たり前ではありません。

やるべきことをやるから結果がついてきます。

勝って当然。そんな風に思っていませんでしたか?

相手は関係ありません。自分たちの問題です。

試合前のミーティングの話と一緒ですが「自分たちはどう在りたいのか」

相手に関係なく最後まで力を発揮するのか。

相手に合わせて手加減するのか。

自分たちはどう在りたいのか。チームはどう在ってほしいのか。

よく考えてみてください。

保護者の皆様、本日はとても暑い中応援をありがとうございました。

4種リーグが中止となり交流試合に変更となりましたが対応してくださりありがとうございます。

これからも引き続き応援をよろしくお願いします!

伊東