過ごしやすい環境での試合となり、最後まで体調不良なく終われました。
12分×7本、みっちり試合をすることができました。
レオSCとのTRマッチ。チャレンジ・スマイルに分けての両面同時で試合を行いました。
■チャレンジ
いつもチームをけん引している2人が5年にカテゴリーアップしている、キーパー、左利きの選手、スピードがある選手、パワーのある選手・・・と、普段いる選手がいない状況でした。
『いつもはこんなはずじゃない』『彼らがいたら』と思っている選手が多くいたと思います。
その反面、『チャンス』と捉える選手もいました。
『彼らがいたら』と思っていた選手も『俺がやらないと!!』と感じてプレーしていた選手もいました。
たける君が『いい失敗』をたくさんしていました。そしてその失敗に対して『あがいて』いました。続けてほしいと思います。ゆうき君がFWの位置でたくさん顔を出して、ボールを前へ進める起点になってくれていました。りょうた君がどこに数的優位があるのかをひろい視野を持って見つけるちいさなきっかけを掴んでくれたように思います。
■スマイル
はじめの2本は得点も決めて上手く試合を運べていました。3本目から様子がおかしくなってきましたね。試合が終わった後、『何がうまくいかなかった?』と聞くと、『幅を作れていなかった』『高さも深さも』・・・。いい分析です。
それだけではないのですが、上手くいかない原因をみつけることは大切なことです。ただ、それだけで終わってしまうと意味がありせん。『だったらどうする?』が大切。そして『こうしよう!!』と伝え合うことも大切です。試合に出ていない時、『がんばれ!!』や『いけー!!』だけではなく、試合に出ている選手、特にボールを持っていない選手が『気づいていないこと』を伝えてあげましょう!!それが自分が試合に出ているときの『だったらどうする?』『こうしよう!!』の練習になります。
つかさ君は前へ進める力があります。ボールを貰う前段階の動きをもっと多くすれば、よりチャンスが生まれてきます。
話は変わって、例えばの話・・・。
キャプテンを決めるとします。
みんなそれぞれのキャプテン像を思い浮かべてみてください。
・サッカーが上手い人?
・仕切ってくれる人?
・気持ちが強い人?
そんな人がキャプテンになったら、どれだけ心強いか。プロの世界やトップレベルのチームだったらそうかもしれません。でも、育成年代の小学生チームではどうでしょうか?
『心強い』ではなく、そういう子がキャプテンだったら『楽』ではないでしょうか?
育てないといけないのは『キャプテン』ぽくない選手が一人でも多く、立場関係なく自分の意見を言えるようになったり、リーダーシップを発揮できるようになる。
キャプテンぽい選手も元々もっている素質を発揮しながらも、チームを引っ張るだけでなく、悩みや、つらさを分かち合い、みんなを支えるようになる。
そんな手立てをしていきたいと思っています。
今回のカテゴリーアップやチャレンジ・スマイルに分けていたり、スマイルを同じくらいレベルに分けて活動したりも、そのような考えと同様の手立てと考えてみてください。
いまから成長できる❝のびしろいっぱい❞の選手たちにとってメリットしかないと考えています。
どうかご理解頂き、選手一人ひとりの成長への応援を宜しくお願いします。
眞田