8/25(日)6年生交流試合

良く晴れた日の交流試合。

もうすぐ夏休みも終わり次の日から2学期も始まるそんな日の試合。

少しずつ全日リーグに向けてプレーの内容を確認していきました。

久しぶりにほとんどのメンバーが揃って試合ができて少し安心しました。

この日は他地区で活動している2チームと試合させてもらいました。

暑い日は体が温まっているので短い時間で集中してウォーミングアップすることが必要です。

ボールに強くプレッシングしてくるチームとボールを動かしてくるチームとそれぞれ特徴を持ったチームでしたが、

2チームともにしっかり対応してプレーできていました!

攻撃の緩急をつけられるようになってきました。

今までは速い攻撃だけでしたが、しかけてもキャンセルしてボールを動かし保持も交えることができるようになってきました。

時おりダイレクトでパスを2,3本つないでシュートシーンまでいける場面も多くなりこの夏の成長を見せつけてくれました。

隣の選手をとばす横に大きなゆさぶりもできるようになりました。

ただ、せっかく大きくゆさぶり相手をずらしているにも関わらずそれによってできた前のスペースをまだまだ有効に使えていません。

もう少しボールの流れと相手を攻略するポイントを見極める精度をあげていきましょう。

焦らずボールを保持しながら攻撃に移れるようになってきましたが、攻撃のテンポを上げるタイミングをよく図りスイッチが入った時には全員で攻撃フェーズに移れるようになることも必要です。

まだまだ相手にとって脅威となる選手、チームではありません。

難しいところですが相手の隙を見逃さず一撃で仕留められるような攻撃の鋭さを意識していきましょう。

守備に関してはボールに対して寄せるタイミングと速さを見直しましょう。

Go!となったら全て速いので、ジワジワと追い詰めていく、そしてここ!という時に一瞬で刈り取るようなしたたかさを持ちましょう。

そのためには後ろの選手、特にGKやDF、が司令官となり前の選手を動かせるまでのレベルになりましょう。

守備は特にチームプレーです。1つでも穴を空けるとそこから漏れてしまうので共通の意識を持って取り組みましょう。

前後の選手との連携をもっと意識しましょう。

横の選手とのつながりはかなり良くなってきましたが、縦の関係ではまだまだバラバラです。

失点にはつながっていませんが、危ないスペースを作ってしまっています。

今のところ周りのカバーもあったり、相手にそのスペースを使われないので危険性が見えていませんが、相手のレベルが上がると一瞬でそのスペースから攻撃されてしまいます。

そうなると手も足も出せず失点してしまうでしょう。

一人ひとりの守備力もそのような大きなピンチを1人で防ぎきれるほどの力はありません。

まずは失点につながりやすいスペースや人から順番に守りましょう。

すべてを同時にプレーすることはできません。

何かしらの制限がある中でプレーします。

例えば「スペース」と「人」。

スペースを守るとマークが甘くなります。マークにつきすぎるとスペースへのボールは守れません。

「0」か「100」ではなくメモリをつけてスペース:人=40:60のように比重をどれだけかけるか考えてください。

相手の動きや向き、ボールの流れい相手のねらい、これらの要素を合わせて考えることで次のぷれーを予測できるようになります。

状況によっては比重を変えることや新たなマークをつかまえることもでてきます。

声に出してしゃべることで一気に状況を整理することができます。そして頭に明確に入ってきます。

だから声を出すことは大切です。

まずは思ったことを声に出せるようになりましょう。

ここまで書いていますが全体として良くなっています。

良くなってきているからこそ細かいところの修正点が浮き彫りになっていると考えてください。

今まで取り組んできたことを信じて目の前の試合で力を発揮できるように調整をしていきましょう。

保護者の皆様、本日も応援に送迎ありがとうございました。

とても暑かったですね。

子どもたちは子どもたちなりに自分たちのことを自分たちでやろうとしてきました。

保護者の方々も活動中は少し子どもたちとの距離を取って見守ってくださり本当にありがとうございます。

子どもたちは必ずたくましくなり成長した姿を見せてくれます。

9月に入り全日リーグも再開します。

保護者の皆さんを楽しませてくれるプレーを見せられると信じていますので、これからも温かい応援をよろしくお願いします。

伊東