9/15(日) 5年生交流試合

夕方の涼しい時間での交流試合となりました。

仲の良いTSK粟生さんに招待してもらいました。

これまた仲の良いアオヤマSCさんと3チームでの試合です。

最初の2試合は相手チームにスーパーな選手がいたこともありかなり失点しました。

雰囲気は前日の試合のよう。

スッキリしない、消化不良。

体がまったく動いていないし、反応できていない。

いわゆるゾーンに入れていない。

ゾーンとは極限の集中状態。

「ボールが止まって見える」ある野球選手がの名言。これがゾーンに入った状態。

実は誰でも簡単にゾーンに入れます。

ゲームをしていて気づいたら2時間経っていた。もうこんな時間か。

楽しい時間はあっという間に過ぎちゃう。

誰にでもこんな経験あるはずです。

これがゾーン状態です。

無意識にゾーンに入っていることが多いゾーン。

5年生の試合もなんか集中できていない。体が重い。ハイパフォーマンスにならない。

思い通りにプレーができない。

ざっくり言うとこんな状態。

こんな状態ではミスもたくさんでてきます。

試合の合間には対面パスの練習と1vs1の練習をひたすらにしました。

マラソンで言うランナーズハイの状態になるまで時間をかけて何回も。

頭でいろいろなことを考えてやるべきことに集中できていない状態から、ボールを正解に止める・蹴る、1vs1で目の前の相手に勝つ。必要最低限のことだけに集中してゾーン状態と同じ状態にもっていきました。

2週目となる試合は10分1本と短い時間でしたが、先ほどの試合とガラリと変わりよく声も出ていたし、全員が自分がやる!という気持ちでプレーできていました。

いつもならすぐにパスをしていたところも自分でドリブルで相手を抜きにいったりシュートまでいったり。

パスも相手にとって嫌な効果的なパスが増えました。

動きがキビキビして反応も速くなりました。

全てにおいて相手を上回りサッカーをしていて気持ちよかったと思います。

いつも以上に自分の力を発揮できた感覚があると思います。

これくらいのプレー、試合を常にできるようなチームになりましょう。

全員がそれだけのポテンシャルがあると思っています。

この状態に持っていくためにはまずやりこむことが大切です。

できる・できないじゃなくて頭の中を空っぽにして全力でやる。頭で考えすぎない。

考えすぎると体は止まります。

だからこそ楽しむことが大事です。そしてチャレンジすることに心を燃やして最高の自分になっていることをイメージしてください。

試合の合間の短い時間でできることは心身のリセットでした。

それくらいのことでプレーは大きく変わります。チームは変わります。勝敗は変わります。

全員で同じ方向を向いて声を出し試合をすることはとても楽しく気持ちよかったと思います。

その気持ちを忘れず、もう1回あの気持ちを味わいたいと思ってください。

1回経験したことは体が覚えています。そう思ったら体は自然と同じ状態になろうとします。

意識してゾーン状態に入ることは簡単なことではありません。

1つだけ効果的なことがあります。

それは声です。

誰にでも簡単にできることです。

「集中しよう」「声を出そう」「ミスをなくそう」

言ったことを頭が実行しようとするので自然とゾーン状態に近づきます。

『病は気から』

古くからこんな言葉がありますね。

しんどい時にしんどいと思ったらしんどくなるし体がじんどい状態になります。

しんどくても元気と思ったら何か知らないけど元気になります。

心は体とつながっています。

サッカーもゲームをしている時と同じように時間があっという間に過ぎて、もっとやりたい、楽しいと思えるようになってほしいです。

子どもたちにも伝えましたが最後の2試合が最低限の基準のプレー。

こういうプレーがいつでもできるようにトレーニングしていきましょう。