9/8(日) 6年生全日リーグ

昨日に続いての全日リーグ。

昨日の解散ではコーチたちから厳しいフィードバックをもらいとことん落ち込んだと思います。

最後に「明日はしっかり切り替えて集合しよう」と子どもたちに声をかけました。

前日の負けを引きずることなく気持ちを切り替えることができて本当に良かったです。

今日の対戦相手が千里ひじり1stということもひょっとしたら良い影響があったかもしれません。

前日の反省を活かして試合前のアップで運動量を増やして一度負荷をかけて心身の状態を試合前の望ましい状態に持っていくことができました。

顔なじみのチームということもありいつもより入念に試合前のミーティングを行い、この試合の戦い方を全員で共有しました。

①GKにはプレスにいかない。ボールを持たせてOK。

②FWは相手のCBへのパスコースを切る。(外切り)※真ん中に戻る意識は常に持つ。

③中盤の3人は中央からスペースを中心に守る。めいいっぱいサイドにポジションを取るサイドハーフは基本的に捨てる。※ロングボールに対応できる準備だけしておく

大きくこの3つの原則でこの試合は臨みました。

ゲームプラン通り相手のGKにボールを持たせながら中距離のキックを中盤を中心にはね返しボールを回収しビルドアップができた状態で攻撃することができていました。

いくつかあった決定機を決めることができなかったのが残念ですが、とても良い試合の入り方ができました。

負傷のため試合に出ることができない選手や違うポジションでプレーする選手もいて万全という状態ではありませんでしたが、全員で高い集中力で試合を続けることができ締まった試合となりました。

決定機をものにできず0-0のまま試合が進み、いつもと違うポジションのところから簡単にクロスを入れられたことと、GKとDFの間のボールに反応できず逆サイドの選手にシュートを決められてしまいます。

慣れていない部分のデメリットが出てしまいました。

もちろん簡単にクロスを入れさせてしまったことは良くありませんでしたが、ゴール前のGKとDFの連携も問題です。

全員がボールを見送ってしまったのでボールの近い選手から反応していきましょう。

前日同様もったいない失点で先制されましたが、前日と違うことは最後まで戦う準備ができていたということ。

失点後も高いモチベーションで集中を切らず失点前と変わらずプレーできていました。

そういう姿が相手のミスを誘い同点に追いつくことができました。

ゴールラインのギリギリからさくがあきらめず入れたクロスが相手GKのミスを誘いゴールに吸い込まれました。

まさに全員の気持ちでもぎ取った1点。

本当に素晴らしいゴール、こんなゴールを1つでも多く積み重ねられるようなチームになってほしいです。

さらに追加点を目指して相手を押しこんでいきますが追加点を奪えず1-1の同点。

負けなかったのが本当に大きい。同点になるべくしてなった試合です。

多くの決定機を逃しているので、決められるところをしっかりと決めて勝ち切れるようになっていきましょう。

前日とは別チームのような試合でした。

2試合目は交流試合。

千里ひじり1stとの試合後は自分たちで考えて時間を過ごし、試合前のウォーミングアップも自分たちでしっかり行えていました。

自分たちでスイッチを入れて試合に望ましい状態を作れていました。

先ほどの試合の勢いもあり良い形で試合に入ることができました。

相手は3-3-1でサイドの選手が縦にスライドしてくるのでサイドの奥のスペースが狙えることを試合の途中に伝えました。

相手を観てどこが狙えるか自分たちで見つけて試合を作っていけるようになりましょう。

何回か考えてトライしていると自然と見えるようになりできるようになります。

サイドを攻略することを意識してプレーできたところは良かったですがパスの質や動きの質がまだまだ。

そのサイドからシュートまで行ってもよし。サイドを相手を引き込んで中央や逆サイドで勝負するもよし。

この辺り相手の動きを観ながらプレーを選択できるようになれるといいですね。

意識しすぎると逆に上手くいかなくなることがあります。

これは普段と違うところを見たり意識してプレーするからです。

逆に意識していない方が上手くできたりしますが、何回か成功するのはラッキーです。

高い成功率でプレーできるように普段から意識すること、さらに無意識でもプレーできるように日々頭を動かしながらプレーしましょう。

この日の全日リーグ1試合を引き分けたことはとても大きく意味があります。

自分たちでしっかりと準備しやることをやれば結果がついてくることを学べました。

次はこれを続けること。

来週の全日リーグで素晴らしいプレーをしていることを意識して練習に取り組みましょう。