この日はダックSCさんと4種リーグでした。
公式戦と交流試合で2試合行いました。
2試合連続の試合でしたが人数もいたので上手に交代することができました。
9月の練習や試合では「声」と「意識」のことをたくさん伝えてきました。
少しずつ子どもたちに伝わってきたのかウォーミングアップでの声が増えてきました。
その声はとても良いので継続していきましょう。
まだ声を出さない・出せない選手もいますが、その声で誰が良くなるか考えてください。
チームの雰囲気や状態はもちろん良くなりますが、1番は自分が良い方向に変わります。
サッカーが上手くなりたいのならまずは「声」を出していきましょう。
声を出すと「意識」が変わります。
まさに有言実行。
口に出して発した言葉は必ず叶います。
意識が言葉の内容に向くからです。
少し難しい話になりますが、意識すると頭の中でどうしたら実現できるか考えるようになります。
ここまできたら後は成功するまで繰り返し練習するだけ。
ここで気をつけておかなければいけないことは「自分にはできない」「無理」というメンタルブロックがかかってしまうこと。
せっかく頭の中で目標に向かって行動しようとしているのに自分で自分をストップさせてしまいます。
そうならないようにポジティブ思考になることはとても大切です。
試合は2試合とも大差をつけて勝つことができました。
どちらの試合も1失点は要らない失点です。
1-0,2-0で勝てるような隙の無いチームを意識しましょう。
ハーフタイムには自分たちで話し合いをすることができました。
実際に試合に出てプレーしている目、ベンチから観ている目複数の視点から話をしていたことはとても良かったです。
「前を向く、前に進むという意識が強すぎるから横や後ろをもっと使おう」とベンチから見ていた目で素晴らしい意見がでました。
じゃあ後半はそれをもっと意識しよう。と良い修正になりましたが、その子が試合に出ると前半と同じように前へのプレーが多かったです。
意識してても実際にすることは難しいことを感じたと思います。
まずはその難しさを感じて意識してくれたらOKです。
次はその意識からこんなプレーをしたらいいかな?と少しだけ工夫してください。
そこからはトライ&エラーで上手にできる、自分が納得するまで続けるだけ。
大量得点できたことはとっても良かったです。
しかしまだまだ得点できたはず。
惜しいからもう1歩先へ。
今回の試合ではいちたの浮き球のスルーパスを裏へのランニングで受けたはやとのプレーが1番良かったです。
何が良かったかというとタイミング。
いちたのパスを出すタイミング。はやとのランニングのタイミング。相手への影響のタイミング。
ほんのわずかでもタイミングがずれていたらオフサイドとなったりパスが繋がらなかったでしょう。
こういうパスの出し手と受け手のタイミングがあったパスをたくさん出せるように皆も真似していきましょう。
伊東