公式戦が始まりました。
20分ハーフといつも試合よりも10分長く子どもたちにとっては未知の時間でもありましたが最後までよく頑張っていました!
一人ひとりの選手にたくさんの時間試合に出場し多くの経験をしてもらいたいという狙いで小学生大会には2チームで出場しています。
そのため1チームのメンバーが少なく、体調不良の選手もいたためギリギリの人数での戦いとなりました。
苦しい試合ではありましたが最後まで集中してプレーのできた試合でもありました。
相手に先制されて苦しい展開となりましたがはやとのロングシュートで同点に追いつき試合を振り出しに戻すことができました。
相手のゴールキーパーの位置をよく見ていて素晴らしいシュートでした。
シュートを決めたのははやとでしたが、全員で守り全員でボールをつなぎ攻撃した結果です。
守備では練習で取り組んでいた「制限から予測、そして誘導」一人ひとりしっかりと発揮できていました。
後半は相手チームが攻撃しにくそうな場面が増えて、こちらが攻撃をする回数も増えました。
最終的には相手のコーナーキックでのミスから失点して惜しくも1-2で負けてしまいましたが、とても良い試合ができて良い課題が見えた試合でした。
失点につながったミスもチャレンジした結果のミスです。
勇気をもった積極的なプレーのミスは次につながるので良いミスです。
次に同じようなことが起きそうな場面では同じミスを繰り返さないように意識して練習していきましょう。
最近子どもたちには「試合には練習したことだけができる。もしかしたら練習したことの少ししかできない。」と何度も言っています。
練習のための練習ではなく、試合のための練習。
練習と試合がつながっていることを意識して取り組みましょう。
トライ&エラー、そして課題を克服してもう一度トライ&エラーです。
今自分にはどんな課題があるのか、良いプレーをするためには良い選手になるためには何をしたらいいのか考える習慣をつけましょう。
個人戦術での守備と攻撃を練習していますが、これからは個人戦術をベースにグループ戦術の練習もしていきます。
ポイントは「つながり、ペアリング」です。
仲間に合わせて動く、プレーすることが必要になってきます。
コツコツと1つずつ個人でもチームでも課題をクリアして強いチームになっていきましょう。
公式戦は特別ではありません。
緊張しないで楽しめるように日頃の練習から全力で取り組んでいきましょう。
伊東