【U11 2nd】11/4(月) 小学生大会

昨日に続き小学生大会。

2日で3試合とハードなスケジュールでしたが最後までよく戦い抜きました。

最後まであきらめずに頑張ることができましたか?

今回の小学生大会の経験から自分たちと相手の差を知りました。

思っている以上に差があることを認識してサッカーが上手になるためにはもっと頑張ることが必要だと学びました。

対戦相手のチームはどこも1stチームです。

その中4試合最後までよく頑張ったと思います!

最終戦のガンバ大阪さんは今まで対戦したチームの中で1番強い相手でした。

毎年中央大会に勝ち進み、大阪の中でも上位のチームです。

今大会で実際に対戦して強さを目の当たりにできて貴重な体験になりました。

大阪でトップを狙っているチームはこれくらい強い。という基準ができたはずです。

今まで自分たちはもっとできると思ってこの大会に臨みましたが、思っている以上に相手の方が強い。と分かったことも大きな収穫です。

今まで見えていなかった自分たちと相手の力関係。

きっと今大会はそういうことを学びこれからの成長のきっかけとなる大会だったのでしょう。

明日からが勝負!!

今までと違う日々の過ごし方をすることでこの差を縮め追いつき追い越すチャンスです。

このチャンスを逃す手はありません。

まずはかんたんなこと1つから変えていきましょう。

コーチは今、半年後の成長した姿をイメージしてとてもワクワクしています✨

今日の1試合目はコーナーキックのボールに誰も競りにいかずフリーな状態でヘディングシュートを決められました。

コーナーキックが蹴られるまでに誰がどの相手をマークするのか必ず声に出して確認しましょう。

そして自分がマークしている相手の自由を奪うために体を相手に当てたり、背中に腕を回して自分の前後に逃げられないようにしてください。

コーナーキックが蹴られたらまず相手より先にボールを触るようにします。

先にボールに触れる時はできるだけ遠くまでボールをはね返します。

ポイントは2つ。ペナルティーエリアの外、できるだけ自分のいるサイドまで。

先にボールを触れなくても相手が自由にシュートを打てないように最後まで体を当てたりしましょう。

1試合目の最初の失点は防ぐことのできた失点で相手に勢いをつけてしまったのでもったいない失点でした。

次からはまず自分が誰をマークしているか、フリーな選手がいないか、フリーな選手がいた時は必ずマークをつけるように声をかけることを意識しましょう。

相手のサイドからの攻撃の時は必ず逆サイドのサイドハーフが真ん中に戻ってくること、センターバックの背中を守れる位置までサイドチェンジのキックを蹴られる前に戻ってきましょう。

センターバックの選手もかんたんにボールに食いつかないで真ん中から相手を閉じ込めるように守りましょう。

自分たちの後ろを守る意識より前にボールを奪いにいく意識が高いです。

後ろが守れているから前にプレッシャーをかけられることを覚えておいてください。

そのためにポジションを横にずらすことが必要です。(サイドハーフなら真ん中に)

いつどこでボールを奪いにいくのかという判断のミスです。

守備の優先順位と合わせてボールを奪いにいくタイミングを意識しましょう。

マークをする時はボールと相手を同一視野で見れるポジションや体の向きを作りましょう。

そして首を振って何回も見て確認することも大切です。

この2つを意識したらボールウォッチャーにならないで良い守備になります。

攻撃ではもっと相手の裏を狙いましょう。

特に相手のサイドハーフやディフェンスラインを越えることができるとシュートまでのチャンスにつながります。

ボールが右サイドにあるのにFWが真ん中と左サイドにいて右サイドで前のパスコースができていないことがたくさんあります。

ボールを持っている選手の体の向きや動きからどこにパスコースを作るといいか考えましょう。

2試合目はコーナーキックで相手より先にボールを触れるようになりました。

1試合目から改善できて良かったです!

せっかくコーナーキックのボールをはね返すことができたら次のこぼれ球を拾いにいきましょう。

またはボールに寄せて相手にシュートを打たせないようにしたりシュートを防ぎましょう。

ボールをはね返したらディフェンスラインを上げましょう。

そしてボールの近くのスペースを埋めましょう。

2試合目の相手はサッカーがとても上手な選手がたくさんいました。

ドリブルで何回も抜かれてしまいました。

前からスピードに乗ってドリブルしてくる相手には守備の優先順位で①~④どれを使うといいでしょうか?

答えは④です。

まずは相手の前に立ち続け相手のドリブルのスピードを遅くさせたり前向きから横向きにしたり後ろを向かせたりすることが大切です。

すでに相手が良い状態でドリブルをしているということはこちらが不利な状態です。

こちらが良い状態で守備をするための準備を作ることが大切です。

今までで1番強い相手に萎縮してしまったと思いますし、その気持ちは分かります。

けれどもそのままではやられてしまうので後ろに下がっての守りの守備ではなくボールを奪いにいく姿を見せる攻めの守備をしましょう。

何回かワンツーも使いながら相手の裏のスペースにボールをつないでチャンスとなる攻撃ができました。

今まで無かった攻撃のプレーでとっても良い攻撃でした!

攻撃のイメージも共有できていたし、即興で良い判断でした。

こういう良いプレーのイメージはその時の感覚を含めて覚えておきましょう。

試合を終えて解散前後に今回の大会はどんな大会だったか聞きました。

ちょっとしたトラップのミス、パススピードが弱いと強い相手は見逃してくれなかった。

今回のミスからもっと丁寧に、強いパスを出した方が良い。そうしたらできたはず。と素晴らしい気づきを得ることができました。

素晴らしい気づきです。

その気づきを練習から意識して取り組み少しずつできるようにしていきましょう。

そして練習から試合と同じ緊張感を持ちながら練習しましょう。

試合になると緊張する。

後半になったら緊張が解けた。

前半で試合の雰囲気になれて後半からいつも通りの自分になれたのなら、ウォーミングアップを試合と同じようにできたら試合の前半から緊張しないで普段のプレーができるということです。

練習と試合が別になっているとどうしても緊張してしますので、日頃の練習を試合と同じ緊張感ですることができたら練習も試合も変わりません。

自分がどうあるべきか考えて1日1日を大切に過ごしていきましょう!

次のチビリンピックではこの悔しさを力に変えてサッカーを楽しみましょう✨

伊東