今日は北摂大会!
この大会は年長さんから6年生まで北摂地域で活動している仲の良いチームが集まって行っています。
今回は4チームによるリーグ戦とリーグでの順位ごとに集まってのリーグ戦、12分ハーフの8人制です。
10月にも8人制、15分ハーフ、4年生以上と同じコートサイズでの試合を経験してきて少しずつサッカーが成長してきました✨
よく走り、良い集中力でプレーできるようになってきましたね。
「4年生」という意識が少しずつ芽生えてきたように感じますし、子どもたちの様子も変わってきたように見えます。
予選リーグでは初戦の試合は互いに譲らず0-0のまま攻めて守って良い緊張感を持ちながら試合をしていました。
試合終了間際の相手のコーナーキックがてしまゴールキーパーの必死の手のブロックを突き破ってゴールに吸い込まれてしまいました。
最後の最後までよく頑張っていました。本当に惜しかったですがとてもナイスゲームでした✨
次は勝てるようにこの負けを忘れずに練習から頑張りましょう!!
2試合目は連続の試合となりましたが先ほどの負けを引きづることなく、負けた経験を活かしてプレーすることができました。
得点を重ね終始相手を上回り最後まで集中していました。
後半最後の方に失点をしてしまったのがもったいなかった。
失点0、最後まで守り切って勝つことは簡単ではありませんが、1-0でもいいので失点をしない、相手の攻撃を全てはねかえせる強いチームを目指しましょう!
そうすることで手を抜かない、最後まで頑張る、集中する、こだわることができるようになります。
3試合目のRESCさんには試合を通してサッカーてどんなスポーツか教えてもらえました。
まず目的がはっきりしていました。
試合前にRESCの子と話をしていて冗談で手加減してね。というと「それは無理やー。優勝目指しているから。」とはっきり答えました。
この大会で優勝を目指して取り組んでいることがはっきりと伝わってきました。
試合をすると前の2試合の相手と違いプレーのスピードがとても速かったです。
この速さは単純に足が速いとかそういうことではなく、常に何をするか考えて、プレーを予測し、すぐに動けるように準備しているという速さです。
実際に試合ではさっきまで通用していたプレーが通用しなくなり、まったく隙がありませんでした。
意識の違いを感じました。
そして試合に出ている全員が同じ目的に向かって協力してプレーする、つながりの強さもありました。
実際RESCさんはグループリーグ1位でトロフィーをもらいますが、お手本となるようなチームと試合ができてとても良かったです。
良いものを真似してやっていくと自然と上手になります。
自分たちが今まで見たことがない、感じたことがないようなものに気づくことができたら必ずこれから変わっていきます。
たくさん失点してしまいましたが2点取り返すことができたことは本当に良かったし、強くなった証拠です✨
3年生になって身につけた強さが見れて本当に良かったです。
予選リーグは3位。
もう少し頑張れていたら2位になれましたがリーグ戦の試合はとても良いプレーでした。
お昼からは雨も降ってきたため12分1本の試合に変更となりました。
パスを使ってくるチームには上手くパスを使われてしまいました。
パスを使ってくるチームには①ボールを持っている相手(パスを出す相手)②パスをもらう相手 この2つをほとんど同時に守ることができたら相手を上回ることができます。
そのためにはまず①のボールを持っている相手に対して強く激しくボールを奪いにいくことが大切です。
まだまだ3年生では相手からのプレッシャーがある中でパスを上手に出すことは難しいです。
多くの場合ミスになります。相手にミスを出させるくらいボールを奪いにいけること3年生までには大切です。
そして②を守るためにはボールだけでなく他の相手を見ること、だれにどこにパスが出るか考えること、予測することが大切です。
ボールと相手のどちらも見れることが必要です。
そのためにはボールを見たり相手を見たり見るものを変えたり、かんたんに見るために体の向きを正しくしていくことも必要です。
3年生の間に試合を通して学びそして気づき、体感覚で覚えていきましょう。
頭で理解していくのは高学年になってからです。
最後の試合も1-1と引き分けてしっかりと個々の力がついてきました。
これから少しずつ個々の頑張りにグループ、チームで協力する頑張りを足していきましょう。
そうすることでより隙の無い強いチームになっていきます。
最後に1番大切なことを伝えます。
それは前中後(ぜんちゅうご)を大切にしましょう。
前とはまえのことです。サッカーではプレー前です。
この時間は準備の時間です。良い準備をしてプレーにそなえましょう。
中とはまさにその時、リアルタイムのことです。サッカーではプレーをしている時です。
この時間は動いている時間です。準備したことを最大限にできるようにプレーします。
後とはその後のことです。サッカーではプレーした後、次のことです。
この時間は次の準備の時間でもあります。結果に合わせて次の準備をします。
よく言われる言葉では「同じミスをくりかえさない」「失敗は成功のもと」と同じ意味です。
ミスとか失敗とか悪いことだけでなく成功など良い意味でも同じように使います。
北摂大会のプレーでいうと1試合目の試合の最初の方に相手のコーナーキックがありました。
そのコーナーキックでは相手のキックをだれも触ることができず先に相手がそのボールを触りました。
コーナーキックを守るという意味ではコーナーキックからのボールを守れていませんでした。
「前」と「中」が良くなかったことを意味します。
しかし、その後の相手のシュートは守って相手の攻撃を防ぐことはできました。
これはコーナーキックの後なので「後」が良かったことを意味します。
そして相手のシュートというプレーでは「中」ができたということでもあります。
「後」は次のプレーの「前」でもあります。
次のプレーは「中」の結果により変わります。
相手のコーナーキックのボールを先に触ることができていたら次のプレーはこぼれ球の奪い合いかもしれませんし、てしまの攻撃だったかもしれません。
サッカーはプレーの連続です。
次はどんなプレーが起こりそうか何パターン化考えて予測している必要があります。
これから準備である「前」についてよく考えて取り組んでいくと成長のスピードが加速していきます。
次のことを動くことを意識しましょう。
これはサッカーに限らず日常生活でも同じことが言えます。
学校の準備をしていないとギリギリになって慌ててしまったり、何か忘れ物をしてしまいます。
宿題などやるべきことを後回しにしてしまうとサッカーに行けなくなったり、他のことが気になりサッカーに集中できず良い練習ができなくなったりします。
良い生活習慣を身につけるだけで全てのことが良くなっていきます。
まずはかんたんなこと1つから初めてみましょう!
前中後をチーム全員でできた時はどうなるでしょうか?
1回想像してみてください。
そしてその時の自分やチームはどんな自分でチームですか?
もし良いものでそんな自分でチームになりたいと思ったら、そのためにできることを考えて意識して行動しましょう。
必ず今より良くなります。
この日の経験が明日につながることを期待しています!✨
伊東