1年生 1月12日(日)北摂大会ふりかえり

1年生

1月12日(日)北摂大会

子ども達には最近頑張っている「こぼれ球をひろう」事を伝えました。ボールに1番近い子はボールに行きますが、ボールを持っていない子には、どこにいたらボールがこぼれてくるのか「キョリ感」を覚えてもらっている所です。近すぎても遠すぎてもダメで、どこにこぼれてくるのかをいつも考えながら、狙ってもらっています。これが全員できるようになれば、相手チームより先にボールを奪える事ができチャンスが増えます。広いコートでは難しいですがたくさん経験していきましょう。

●今回はなんと言ってもPK戦がありましたね。

午前はリーグ戦でしたので勝ったら勝ち点3、負けたら0点、引き分けは1点で順位を決める戦いでしたが、
午後からはトーナメント方式でしたので、同点の場合はPK戦で決めるという試合でした。

そして3チームともPK戦を経験することになりました。この時期に経験出来てとても良かったです。
初めてなので、PK戦と聞きワクワクする子ども達。
ゴールキーパーと蹴る人を「やりたい人??」と聞くと半分ぐらいの子ども達が「はいっ」「はいっ」と手をあげてくれました。特別な感じがするのでしょうね、勝敗が決まるとても大事な責任がある事だけは伝えてジャンケンで決めました。

相手チームのゴールキーパーに止められ負けてしまったチームの子たちには、蹴りたいと手をあげてくれたのは嬉しいけど、勝負が決まってしまうという事の意味をわかってくれたと思います。
止められてしまった子には、その責任(失敗)から次は蹴りたくないと思ってしまうかもしれませんが、今回の失敗を恐れずに次は成功できるように練習しようねと伝えました。失敗から逃げるのではなく立ち向かって欲しいからです。
また、勝負が決まるという事をわかっていて自信がないから蹴りたくないと手をあげれなかった子たちもいました。その子たちは今自分がどれぐらいのキック力なのかがわかっているからでしょうね「次は自分が決める!!」と自信を持って手をあげれるように練習しようねと伝えました。ちなみにまりコーチはPKは苦手でした(>_<)

PKはプロでも外してしまいますし、キックが上手な子でも何が起こるかわからないので、PK戦に行く前に勝負を決めれるように(勝てるように)頑張ろうとは子ども達に伝えています。
次回からもしPK戦になった場合は、ジャンケンかもしれませんしチーム内で話し合ってチームの代表として蹴ってもらうという事をするかもしれません。
その時の子ども達の成長をみながら決めていこうと思います。
いつでも蹴れるように準備(練習)しておきましょうね。

ですので次の課題はシュートを強く蹴れるようになることですね。キーパーの子が蹴るドッカンキックは強く蹴れるようになってきた子が増えてきましたが、転がっている(ドリブルで運んだ)ボール、止まっているボール(コーナーキックやゴールキック)などを強く蹴るのは、まだまだ難しい子が多いと感じましたので普段の練習から取り組んでいきたいと思います。

また今回3チーム中2チームがリーグ戦1位でトロフィーを貰えることになりました。
子ども達の普段の練習の成果が結果に繋がる事はとても嬉しいです。
ですが結果も大事ですが、それまでの過程(成長)もあり負けた試合でも内容がいい試合もあります。
諦めずにボールを追いかけられていたり、相手と相手の間を抜けるドリブルが出来るようになったり、チームのために動いてくれた子がいたりと、それぞれの成長を感じました。
試合はいつも子ども達全員が頑張ってくれています。

一生懸命さもプレーから伝わってきますね。そんな友達のプレーを褒めてあげたり認めてあげたり出来る子ども達が増えるように今後も関わっていきたいと思います。

保護者の皆さまも朝早くから応援ありがとうございました。

千里ひじりSC 濱田 真里