3/9(日) 5年生 ウタマロフェスタ

12チームによる大きな大会でした。

3チームによる予選リーグ(4ブロック)と順位別トーナメント、15分ハーフの試合を4試合行いました。

予選リーグ

vs 京都リノ 1-3

相手GKのミスではありましたがボールを奪いしっかりとゴールを決めることができました。

相手のゴールキックからの守備はしっかりと準備して守ることができるようになってきました。

こちらの守備の姿勢が相手のミスを誘った形になりました。

逆にこちらのミスから失点もあり、結果的には得点より失点が多く負けてしまいました。

vs 郡家 0-5

大差をつけられましたがそこまでの差はありません。

トラップコントロールや、ドリブルで前に運ぶ・横にずらす、パスでは仲間を観る・観れる数を増やすことをもっと意識して練習から取り組みましょう。

自分たちのミスから失点し、パワーダウンして失点を繰り返すパターンです。

失点を引きずることなく、次のプレーに向けて気持ちをきりかえましょう。

「きりかえよう」という言葉は魔法の言葉ですが、ミスや失点の原因はしっかりと分析して受け止めましょう。

何が起こって結果どうなったか。

原因となるプレーを変えないことには同じミス(結果)となります。

そうならないために事実はしっかりと受け止めて、気持ちをきりかえましょう。

予選リーグは2敗。

午後からは3位トーナメントに進みました。

3位トーナメント

お昼ご飯を食べて、少し試合まで時間があり良い準備ができました。

vs 桜井谷東② 2-0

前半と後半に1点ずつ得点し無失点で勝つことができました!

いくつか失点のピンチはありましたが、全員で守り抜くことができました。

攻撃のリズムと得点により守備も頑張ることができていました。

予選リーグ3位のチームが集まりプレースピードや試合の強度がやりやすくなったと思います。

このような試合では自分たちの良いところ、練習で取り組んできたことが十分に発揮されていたと思います。

サイドからの積極的にしかけたり、中央のスペースで裏への抜け出しとパスにより相手の背後を上手に取れていました。

vs 1FC箕面 0-1

3位トーナメントの決勝戦。

この試合に勝てば優勝という緊張感のある試合をすることができました。

お互いに集中して攻守にわたり良いプレーをしていました。

前半にあった大きなチャンスをしっかりとものにしていたら結果は変わっていたと思います。

前の桜井谷東②戦のプレーを継続してプレーできたことはとても良かったと思います。

足が痛い子どもがいたことで急きょフォーメーションを2-3-2から3-2-2に変更して臨んだ試合でしたが、

上手に適応してプレーしていました。

ベンチから見ていて相手はとてもやりにくそうだと感じました。

失点の場面もあまりやられてしまったと感じるようなシュートではありませんでした。

簡単にシュートをさせてしまった=自分たちの寄せがあまかったことが原因です。

またしても自分たちのミスで失点し大事な試合を落としてしまいました。

優勝のかかった試合を負けてしまいましたが、子どもたちにとってかけがえのない試合となりました。

試合中や試合後の様子は負けがすごくこたえていた様子でしたが、きっとこれから強くなるな。と感じさせてくれました。

シュートを外して悔しがったり、負けて自分ごととして痛感していました。

失敗を痛感するだけでは未来は何も変わりません。

上にも書いたように同じミスをしないように少し変わることが大切です。

今後の課題として

①サッカー以外の部分で成長する=自分のことは自分でする

例えば準備や片付け。解散の時に伊東コーチと豊川コーチの両方からもっとグラウンドの準備と片付けをしましょう。と話がありました。

自分たちがサッカーをするグラウンドです。自分たちで準備と片付けをするものです。

他のチームよりも早くするくらいの気持ちでしましょう。

自分のことと思い、次に何をしたらいいか考えてください。

誰かからの指示を待つのではなく、自分から考えて動く、分からなかったら聞きましょう。

②ディフェンスラインを高くする、上げる=ボールにもっと寄せる

例えばGKから前線にボールを蹴ったり、前にボールを出る時には素早くディフェンスラインを上げましょう。

そうすることで中盤や前線の選手をより前に押し上げボールに近づけることができます。

また、ディフェンスラインが高いと相手を簡単にゴールに近づけないことができます。

相手をオフサイドにかけやすくなったり、裏のスペースを狙われにくくなります。

そのためもっとボールに寄せていくことができます。

この1日を通してしっかりとボールに寄せることができた時はちゃんとボールを奪えています。

逆に寄せきれていない時は相手に攻められてシュートを打たれています。

相手に抜かれてもかまわないのでしっかりと寄せきることを身につけましょう。

しょうご、ゆうた、はまそう、ひろとは寄せることが良くなりました。

かけるも1つ相手から離れたところからパスのタイミングでしっかり走り寄せることができていました。

とても良いプレーでした。

③味方・相手・スペースをしっかり観る

ドリブルやパス(シュートも)・トラップという技術的な部分も良くしていかなければいけませんが、

まずいつ・どこで・だれが(だれに)・何を・なぜ・どうやってプレーするのかを理解しなければいけません。

そのために味方・相手・スペースの3つを意識して観ましょう。

すべてを同時に観ることは不可能です。順番に観ることが大切です。

そして観る数を増やしましょう。

味方2、相手1の3つを観ることができれば、相手にマークをされていない味方にパスができます。

味方2、相手1、スペース1の4つを観ることができれば、ドリブルと相手にマークされていない味方にパスの2つのプレーを選ぶことができます。

そうして観るものや数が増えるだけ自分のプレーの選択肢が増えます。

さらにドリブルやトラップ、パスの技術が高くなったり増えることでもプレーの選択肢が増えます。

逆にドリブルやトラップ、パスでミスをすると正しいプレーを選んでいても失敗するし、

そもそも技術力が低ければプレーの選択肢が少なくなってしまいます。

観ることと技術はどちらも大切ですが、まずは観ることの方が大切です。

それは味方や相手、スペースを観ることで頭の中にプレーのアイデアが見つかるからです。

だからサッカーを観ることはとても良いことです。頭の中にアイデアがあれば引き出してプレーすることができます。

今後の課題にあげた3つを徹底的に取り組んでいけたらもっと良いチームになるし、もっと強いチームになります。

伊東コーチはそうなりたいし、皆になってほしい。

皆もそうなりたいと信じています。

もし皆がそう思っているならサッカーの時間は今まで以上に意識して取り組みましょう。

5月から全日リーグ、AQUAチャレンジカップが始まります。

1人ひとりがレベルアップして良いチームで公式戦をむかえましょう!

伊東