4月19日(土) 6年生1st スプリングカップ

AQUAチャレンジカップ1stメンバーで参加した大会です。

暑い中少ない人数で4試合、最後までよく頑張りました!

かなりタフな試合となりましたが、これからもっと暑くなっていきます。

5月のGW明けから始まる公式戦もきっと暑い中で緊張感のある試合となることでしょう。

ドリブルで相手を交わしてボールを前に運び決定的なチャンスを何度も作ることができるようになってきました。

ボールを前進させることで相手を後ろに下げて押し込む場面が増えました。

そうすることで相手にプレッシャーを与えてプレーをより難しくすることができていました。

サイドハーフがしっかりと幅をとり前へのプレーが活発で相手のマークが厳しくなりましたが、そのおかげでディフェンスの選手がボールを前に運ぶスペースが生まれてより効果的なパスやシュートという今までにないプレーの形が見られるようになりとても良かったです。

少しずつ成長していることを確認することができて良かったです!

もっと良くなるためにサッカーの原理原則をしっかりと理解してプレーしてください。

例えば、守備の時に自分の相手をマークしている時に、ゴールは守れているか?

自分の相手にパスが来なさそうなのにずっと近くに立っていないか?

その時の状況によって必要なプレーは変わります。

①自分の相手にパスが出そうな時=相手のすぐそばまで近づき厳しくマークしてインターセプトできるようにする。

②自分の相手にパスがでてくる可能性が少しある時=いくつかの相手のプレーに対応できるように自分の相手の位置や動きを注視しスペースを守る。

(守備の優先順位を考えて相手のプレーの選択肢を減らしていく)

③自分の相手にパスが出てこない時=自分の相手の位置や動きを見ながらスペースを守ったり他の選手のカバーリングなどする。

まずは自分のマークする相手が誰なのか?どこにいるのか?見て把握しましょう。

そのために試合が始まって5分経つまでに相手のフォーメーションを確認すること。

そして自分たちのフォーメーションと相手のフォーメーションから自分(たち)のマークする相手を見極めましょう。

失敗してもいいからインターセプトをしっかりと狙って守備を準備してください。

インターセプトを狙うというのはただ近くにいるということではなく、小さな相手の動きにも素早く反応できるような態勢でいること、「見ているぞ。逃がさないからな!」というプレッシャーを相手に与えることです。

少しでも相手がプレーしにくいな。と感じさせることが大切です。

試合中に不運にもハンドを取られて相手にPKを与えてしまいました。

2-0でリードしている場面でほぼ1点取られ2-1になるであろう場面でしたが、GKのスーパーセーブでPKキックを止めました。

しかし、その後のこぼれ球を走ってきた相手選手に押し込まれ失点。

このような失点はもう繰り返さないようにしてください。

相手を勢いづかせてしまう。=自分たちの気持ちが下がる。というメンタル的部分から試合の流れをもっていかれます。

実際にこの試合をひっくり返されて2-4で負けてしまいました。

失点後に大きな声でチームを鼓舞してくれる選手がこのチームには必要です。

PKの時にはキッカーとGKだけがペナルティーエリアに入れます。

この2人の選手たち以外はペナルティーエリアの外まで離れなければいけません。

笛が鳴りキッカーがボールを蹴った瞬間からは他の選手もペナルティーエリアに入ることができます。

もし、こういうルールを知らなかったならこの機会に覚えましょう。

ルールは知っていたけどあの瞬間動けなかった、動くのが遅かったなら、相手よりも早くボールに追いつけるように準備しましょう。

どこにボールがこぼれるか分からないのでイメージして考えておくことが大切です。

そしてチームメイトと協力して自分の担当する相手や場所を話し合うこと、決めること、準備することも大切です。

今のチームに欠けていることはこういうチームプレーです。

誰かがなんとかしてくれるだろう。という雰囲気が見えます。

嬉しい時は全員で喜び、悔しい時は全員で悔しみ、みんなでみんなのことを共感できるようになれた時は素晴らしいチームになっているはずです。

そのためには最低限自分のことは自分でする。そしてチームのことを自分たちですることが必要です。

今はチームを引っ張ろうとする子とそうじゃない子の温度差が大きいように感じます。

どうしたらみんなで同じ方向を向きながら頑張っていけるか、相手の気持ちを考えて行動してみましょう。

サッカーも一緒です。

相手が何をしたいか。相手の気持ちになって考えて分かるようになると自然と自分たちが何をしたらいいか分かります。

それが相手を観る。ということだとコーチは思います。

これからも1つ1つのプレーや練習、試合を大事にしていきましょう!

伊東