力のあるチームとの2試合でした。
負けてしまいましたが要所で良いプレーが出たところは良かったです。
まだまだマイボールにするところで戦えていないので球際へのこだわりは意識しましょう。
vs フォルテ(1-7)
1失点目のところは相手のドリブルについていくことができず、1stディフェンスも2ndディフェンスも対応が軽すぎました。
まずは相手の向いている前に立ち、相手の進む方向(矢印)を変えましょう。
また、手を伸ばしたら相手に触れるくらい、1歩踏み出したら相手に体をぶつけることができるくらいの距離まで近づき、手や体を使って相手のドリブルに対してブロックしましょう。
失点の前段階ではディフェンスとボランチでパス交換をしているところから前線やサイドにパスが出せなかったことが失点の原因でもあります。
試合開始すぐに相手は前からプレスをかけてくることが分かったので相手の裏のスペースを狙ったり、相手を背負ってボールを受けること、パスを出して終わらずすぐにサポートにいくことを意識しましょう。
勇気をもって縦のパスを出す・もらうことをチャレンジしていきましょう。
その後の失点もボールばかり見て自分のマークする相手の動きを観れていなかったり、そもそもポジショニングがボールサイドに寄りすぎていることで逆サイドでシュートを打たれる。
バウンドボールをはね返したりトラップするまでに時間がかかり、先に相手にボールを触られてしまい失点しました。
まずは少しでも早くボールを触りましょう。
何回もバウンドさせてしまうとその分相手に寄せられてしまい良いプレーを判断する時間が無くなります。
まずはトラップコントロールをする、それができない時には人またはスペースにめがけてボールをはね返しましょう。
前半の残り5分あたりからは相手の体の向きやボールの持ち方、ポジションから良い予測と判断からボールを奪うことができていました。
そういうプレーを試合が始まってから終わるまで続けましょう。
1stディフェンスがしっかりと寄せている、2nd,3rdディフェンスがしっかりマークできていると相手のプレー選択肢がぐっと少なくなり予測がかんたんになります。
GKから前線にボールを入れて相手のミスを見逃さず、しっかりとGKとの1対1を制してシュートを決めることができたシーンはとても良かったです。
こぼれ球によく反応できていました。
これくらいの相手になると少しのミスでも失点につながります。
1つ1つのプレーを丁寧にしていきましょう。
桜井谷東1st(0-2)
本当に惜しい試合でした。
前半は0-0でほど互角に戦えていました。
DFの隙があるので相手に自由にプレーをさせてしまうこともありましたが全員で対応することができました。
隙というのは
①寄せがあまい=手を伸ばして相手に触れるくらい近づいていない、体をぶつけられない。
②1stディフェンスが抜かれた次、2ndディフェンスの寄せが遅い、遠い。
③インターセプトやトラップ後のボールを奪う意識が無い。
この3つです。
球際での勝負を強い強度を持ちながら戦えたらもっと試合の流れが自分たちに持ってくることができたはずです。
相手のライン間でパスを受けるポジショニングはとても良かったです。
その後、ターンをするのか相手を背負うのか、ドリブルをするのかパスをするのか、人にパスをするのかスペースにパスをするのか、次のプレーをイメージしましょう。
後半にディフェンシブサードでのパスミス2回で2失点という本当にもったいないミスでした。
自分たちのゴール近くのエリアでのミスは失点に直結するので1つ1つのプレーを大切にしましょう。
楽をするためにDFやGKにパスをしてボール保持する時間が多いです。
できる限り前線、ミドルサードやアタッキングサードでボールを保持できる時間を増やしたいところです。
そのためには前を観る意識、相手をやっつける心の強さ、縦のパスを出す勇気・動き、パスを受ける勇気・動きが必要です。
今よりチャレンジして大丈夫です。
まずは球際を今よりも激しく強い練習をしていきましょう。
その中で試合で通用する技術や気持ちが身についていきます。
練習から自分の力を出しきってくれることを期待しています。
伊東



