6年生 AQUAチャレンジカップ1st

vs 太子町ジュニアサッカークラブ 2-0

vs 柏原市少年サッカークラブ 1-6

AQUAチャレンジカップの振り返りです。

トーナメント方式の公式戦で良い緊張感を持ちながら準備をして試合に臨むことができました。

普段の試合以上に頑張り、自分たちの実力を発揮できましたね!

勝ちたいという気持ちがプレーに表れていたと思います。

このような試合を続けられるように日頃の練習から意識して取り組みましょう。

1回戦は負けたら終わるというトーナメント方式の緊張感が良い準備を生みました。

対戦したことのない相手だったので不安もあったと思いますが、そのおかげでできる限りの準備をしっかりとできたようです。

試合開始早々から積極的にプレーをして2回チャンスを作ることができました。

どちらも触るだけで得点することができる場面でした。

チャンスの後にはピンチがやってくるものですが、守備ではしっかり厳しく寄せることができていたのでかんたんに相手に思うようなプレーをさせず良いディフェンスをしていました。

そのおかげでプレーエリアが後ろに探ることなくミドルサードを中心にアタッキングサードも含めた相手コートでプレーする時間が長くなり、試合の流れをたぐり寄せることができました。

中央に2人能力のある選手が縦の関係でいました。

相手は中央突破とサイドからCFにボールを集めてきましたが、チャレンジ&カバーをしながら集中して対応できていたと思います。

何度か突破されてしまう場面もありましたが、最後までおいかけGKを協力して守ることができてたので大きなピンチになる前に防ぐことができていました。

中央から攻めてくる相手に対して空いてくるハーフスペースとサイドを上手く使いながらビルドアップしゴールを目指していくことができました。

個の力で突破できる部分と近くの選手との連携で突破とどちらもできていたのが良かったです。

もちろん試合中に声をかけあうことがあったと思いますが、「試合に勝つ」という共通の目標に向かうことでお互いのプレーを共有できたことがスムーズな攻撃につながりました。

20分ハーフで体力的にもしんどかったと思いますが最後まで気持ちを切らさずにプレーをしたおかげで1点、2点と得点を重ねることができました。

そして1人1人が集中しチームが1つとなっていたので無失点で試合終了のホイッスルを迎えることができました。

技術的なミスは改善を続けていかなければいけませんが、最後まで自分たちに甘えることなく引き締まった試合をして2ndメンバーに良い流れをつないでくれました。

今までで1番素晴らしい試合だったと思います。このような試合を1つでも多く続けれられるように意識して練習していきましょう。

2回戦は雨が降る中での試合となりました。

1つ勝てたことで自信につながったのならいいのですが、「次も勝てるだろう」という慢心があったように思います。

ウォーミングアップからゆるく締まりがありませんでした。

トーナメントが1つ進みより厳しくなるはずなのでさらに気を引き締めなければいけません。

集中して前回と同じように準備をするように伝えましたが、なかなか改善は見られませんでした。

相手も1つ勝ち上がってきたチーム。

試合前のミーティングで前回対戦したチームと同じような特徴を持っていることや、ウォーミングアップからボールへプレッシャーをかけてくるチームだということを頭に入れておくように、試合が始まって実際のプレーを観てイメージを修正していこうと伝えました。

試合が始まってすぐに、予想していた以上のスピードでかなり面をくらってしまいました。

そのためミスが増えてすぐに失点をして試合の流れを一気にもっていかれてしまいました。

立て続けに失点を重ね前半だけで0-4。

相手の速さと球際の強さに判断が無いプレーが続きました。

1vs1の対人勝負で負けて後手で対応するプレーが増えてしまいました。

判断が無くなったことでプレーへの1歩目が遅くなりさらに相手に自由を与えてしましました。

前半の終わりころから相手のプレーに慣れてきて、相手のビルドアップの出口にプレッシャーをかけられるようになり相手の攻撃リズムを遅らせることができるようになりました。

そのおかげで少しずつ自分たちのリズムを取り戻し始めたところで前半を終了しました。

なんとか前半のうちに自分たちのリズムを取り戻したおかげでハーフタイムにやるべきことを再確認することができました。

4点差を追いつくのは簡単なことではありませんが、自分たちが先に次の1点を取ることができれば一気に試合の流れを変えられるチャンスです。

冷静になりやるべきことを確認した後半の入り方は前半より良くなりました。

相手にかんたんにビルドアップさせないようになり自分たちがボールを持てる時間が増えました。

少しずつポジショニングや判断が良くなりボールを持ちながら前進していく場面が増えていきます。

どんどんボールにプレッシャーをかけてきますが上手く交わして相手の裏を取ることに成功します。

ハーフラインを超えたあたりで上手く抜け出して相手GKとの1vs1を制して1点取り返すことにも成功しました!

後半は一進一退の中、前半の差を取り返すために前がかりになったことと、体力的にも運動量が落ちてしまいさらに失点してしまい合計1-6でAQUAチャレンジカップは終わってしまいました。

試合前の準備、特に気持ちの部分で1回戦と大きな違いがありこの結果を生んでしまったと思います。

後半のような試合の入り方をしていたらもっと良い勝負になっていたでしょう。

前半の4失点がほぼ試合を決定づけてしまいました。

気づいた時には取り返しのつかない状況でしたね。

1vs1の戦いで完全に負けてしまったことも試合の流れをつかめなかった1つの原因でしょう。

また、ボールへの寄せるスピードにも大きな差がありました。

なかなか自由に前を向かせてもらえなかったし、次のプレーを考える時間も与えてもらえませんでした。

ボールを奪いに来た相手を交わすことができたり、前進しないでフリーの選手とパス交換をして時間を作れるようになれたらいいですね。

隙が無く、やるべきことを高い質で行ってくる素晴らしい相手でした。

このうようなチームは少しのことで崩れません。

こういうチームを目指していきたいと思わせてくれるチームでした。

今回の負けを決して忘れず目標にして練習に取り組みましょう。

この試合のためにJグリーン堺まで応援に駆けつけてくれた2ndメンバー。さらに中1のOB。

OBまで来てくれるとは思いませんでしたが、みんなのために頑張らないといけない!という気持ちになり勇気とパワーをもらいました。

応援してくれて本当にありがとう!

保護者の皆様、温かく大きな応援ありがとうございました。

公式戦という特別な試合で保護者の応援が子どもたちの力になりました。

試合には負けてしましましたが、みんな最後までよく頑張っていました。

公式戦という特別な試合での経験が子どもたちを成長させてくれると信じています。

これから続く全日リーグや他の試合でより成長した姿を見せられるように頑張っていきますのでこれからも応援をよろしくお願いします!

伊東