箕面西FCさん、新田南FCさん、北条FCさんと同じ豊能地区で活動しているちーむと20分ハーフの交流試合をしました。
この日は守備の部分にフォーカスして試合に臨みました。
テーマは「ボールを奪う」です。
ポイントは3つ
・相手のボールを奪うために手を伸ばしたら相手に触れるくらいの距離に近づく
・相手の前でボールを触る
・相手に体をぶつける
20分ハーフ×3試合と15分ハーフ×1試合とたくさんのプレー時間があったことは大きな経験となりました。
ドリブルで交わされて勝手に守備の形が崩れてしまう失点が多かったです。
ボールを持っている相手に体をぶつけられるくらい近づくことができていないこと、相手の動きについていけていないことが大きな原因です。
常に相手の背中から近づいても相手にブロックされてボールを奪うことはできません。
相手の前に出ることを意識しましょう。
また足を出すだけで交わされた後、次の1歩を踏み出せていません。
腕を使ったり体をぶつけて相手の進行を止めることも大切ですし、相手の次の動きを頭に入れて予測しておくこともとても大切です。
試合が進むにつれてインターセプトや相手のドリブルについていき体をぶつけたり、相手とボールの間に体を入れてボールを奪えることが増えました。
こういうプレーはとても良かったし、実際にボールを奪うことができていたので、良いプレーをしっかりと覚えてもっとできるように意識して練習していきましょう。
DFの選手が相手のロングボールをしっかりとはね返すことができるようになりました。
GKも相手のクロスボールに対して積極的にゴールから飛び出してクリアしてくれました。
こういう守備的なポジションの選手のおかげでたくさんゴールを守ることができていましたね。
よく集中していて素晴らしかったです!
1つのミスが失点につながるプレッシャーがありますが思いきりのあるプレーが良い結果につながります。
これからも続けていきましょう。
1つ守れた後のセカンドボールからの失点もありました。
クリアしたボールが相手のところでシュートを打たれることもありました。
クリアは同サイドに大きく遠く。
そのためには体の向きや前線に残っている味方の選手の位置を確認しておくことが大切です。
また、相手のクロスやシュートをはね返すことができたらすぐにセカンドボールを回収することを意識しましょう。
特に前線の選手。
ゴール前で相手のクロスやシュートを守る役割を担っていないので、その代わりにセカンドボールを相手より速く回収できるように意識して準備しておきましょう。
クリアした選手の周りにいる選手も自分がクリアしないと分かった瞬間に自分の役割を変えてセカンドボールを回収したり、次のプレーに移れるようにしましょう。
全体的に次のプレーに移るのが遅くなっています。
これは実際にみんなからも出てきた声です。
次のプレーに速く切り替えられるように意識することと常に次のことを考えながらプレーしましょう。
攻撃面ではゴールキックやGKからのビルドアップで苦労しましたね。
途中、数的優位な状況ではフリーの選手にボールを届けることでボールを前進させることができることを確認しました。
確認後は上手にできていたのでしっかりと覚えておいてください。
まだだま判断が遅かったり良くない判断が多く、そのためにビルドアップが難しくなっています。
フリーの選手を見つけること、相手の位置を観ておくこと、どこからボールに近づいてくるか観ましょう。
また、自分の立ち位置と体の向きにボールを受ける前の動きを見直してください。
特に立ち位置は自分の相手から横にズレておくと前を向きやすきなります。
相手から離れているとボールを受ける時に前を向きやすくなります。
ボールを受ける時に横や後ろを向いていると相手のプレッシャーが強くなります。前を向けるように体の向きも意識商ましょう。
チーム全体としてはまずパスを強く出せるように練習しましょう。
人の走る速さよりボールの方が速く転がります。
強くて速いパスであればボールを受ける味方により多くの時間を作ることができます。
味方がかんたんにプレーできるように優しさのあるパスがいいですね。
良いパスの3つの条件
①強さ(速さ) ②転がす ③正確さ
攻守において1vs1で相手に負けない選手が良い意味で目立っていました。
強さ、速さ、賢さなど自分の長所はどこか、何で勝負したら相手に勝てるかよく考えましょう。
相手の勝ち方は人それぞれです。
自分の武器は何か、自分に矢印を向けてみましょう。
そうすれば自然と相手のことも観えてくるでしょう。
ビルドアップをフォーカスして動画を撮影しました。
サイドハーフ、フォワードの4選手のオフザボールの動きがほとんどありません。
そのためGKやDFの選手からのパスコースが少なく限定されています。
パスコースが限られているので相手からすると次のプレーが分かりやすくなっています。
相手に狙いを絞らせないためにもパスをもらおうとすることを動きで見せましょう。
空いているスペースへの動きや裏に抜ける動き、相手の嫌がることを意識して動きましょう。
パスが出せるタイミングに動けるとより良い動きです。
パスを出す選手もいつでもパスをできるようにボールを持ったり、味方の動きをよく観ましょう。
1人よりも2人、3人と観れる人数が増えると自分の選択肢が増えます。
そうすると相手もパスコースを絞ることができないので、うかつにボールを奪いにいけません。
顔を上げること、周りを観ておくことが大切です。
各動画20分近くありますが必ず気づくことがありますので是非確認してください。
伊東