12月20,21日(土日) てしまU12 川西市長杯

MUFG卒業記念大会が終わり次のステップに向けての初めての試合です。
2日間で行われる大きな大会。
川西市のチームを中心に近隣や友好チームが24チーム集まりました。
出場全チームが一同に集まった開会式。
入場行進から川西市長さんのあいさつなどしっかりとした開会式を経験することができました。

1日目の20日(土)は3チームによる予選リーグ。
開会式の会場から試合会場に移動がありました。
次のことを見通して行動する経験をすることができました。
国崎クリーンセンターという天然芝のいいグラウンドで試合をさせてもらいました。

1試合目の相手は体が大きくパワフルなチームでした。
相手のCBの裏をうまくねらいGKと1対1の場面を作りだしたり、サイドに大きく広げて突破をねらったりとMUFG卒業記念大会からいいところを継続してプレーすることができていました。
決定力、チャンスをものにする力、を発揮できず得点まで結びつかなかったところは残念でした。
相手のパワフルさやスピードにやや負けてしまい0-2で負けてしまいました。

続いて2試合目。
この試合に勝ち他力になるけど1位通過の可能性を残せるように勝ち切ることを目指して試合に臨みました。
1試合目の相手よりプレッシャーを感じなかったのでいいリズムでプレーをしてゴール前、シュートまでたくさんいけていました。
落ち着いてGKの取れないところにシュートを決めたり、遠くから思いきり打ったシュートがいいコースに決まったりと大量得点の5-0で勝つことができました。

1勝1敗で予選リーグを終えて残りの試合結果待ち。
できる限り手をつくしましたが2勝のチームがいたのでおしくも2位通過となりました。
最後に交流試合をして1日目を終えました。

川西市長杯2日目。
1日目の予選リーグで2位通過したチームのよるトーナメント。
この日の試合はかなりの雨でグラウンドもびちゃびちゃでとても難しくなりました。
初めて経験するグラウンド状態。
水たまりでキックしたボール、ドリブルしようにもボールが急に止まったりとコントロールができないグラウンド。
こういう時はとりあえずシンプルにボールを前に送ってピンチになるリスクをできるだけ少なくすること、パスはボールが水たまりで止まるのでつなぐより前にロングボールをまず考えることが大切になることを伝えました。

グラウンドコンディションと準備のため予定より30分遅れての試合となりました。
寒さと雨があったのでギリギリまで車の中で暖をとりながらの準備となりました。
アップ前にグラウンドを観てミーティングでワークをして雨・グラウンドがぐちゃぐちゃの時の試合でのポイントを頭に入れて1試合目に臨みます。
前半のキックオフからの最初のプレーでGKまで下げてしまいピンチをむかえます。
このプレーから失点はしませんでしたがこのプレーをきっかけに与えた相手のコーナーキックからオウンゴールで失点。
試合前に大切なポイントを確認しましたがやってはいけないプレーを選択してしましました。
GKのかんただけは「まず前をむいてプレーして」と強くDFの選手に伝えていましたが、ベンチの選手からは言いすぎでは?というリアクション。
しかしその直後に失点したことを考えるとかんたのメッセージを受け取っておくべきだったのではないでしょうか?
強い言い方だったのはそれだけ危ないということを言いたかったのでは?
完全に自分たちのミスから相手にリードを許してしまいました。
そこから前半は流れをつかめず0-1。
ハーフタイムに失点シーンをおさらい。
技術的な部分ではなく判断ミス。
ポイントを確認したのにボールを後ろに下げる判断をしたのならそれは気持ちの問題。
戦うことから逃げてしまった。
「戦う」ことを強調。
ぐちゃぐちゃのグラウンドではきれいにサッカーはできません。
目の前のボールを自分たちのものにするために、少しでもゴールに近づくために戦う気持ちでプレーをする。
シンプルにまずは前を目指してドリブル、パス。
ボールが止まった時はすぐにボールをキープしにいく。

戦うこと、気持ちをぶつけるようにプレーするようになった後半は相手のDFラインでの横パスをインターセプトしてそのまま攻撃に移ったり体を張ってボールをキープしたり奪い合ったりととても良いプレーをしていました。
特にたくやは気迫のこもったプレーを続けてくれました。
相手のロングボールでの競り合いで相手がいるにもかかわらずヘディングでボールをはね返してくれました。
相手と接触することになりましたがひるむことなく勇気をもってプレーしてくれました。
そのおかげで後半は相手に何もさせなかったです。
1-1でむかえたラスト1プレー。
左サイドからドリブルで縦に突破してゴール前に送ったクロスボール。
そのボールは相手の足に当たりオウンゴールを誘う形で得点。
これもゴールをねらいにいった結果がもたらしたゴール。
サイドで相手と1対1の状態でしたが縦にしかけていなかったらきっとこのゴールは生まれていなかったと思います。
最後まであきらめないプレーがこのゴールを生みました。
そのまま試合終了、2-1の逆転勝利!
この試合からサッカーのテクニックうんぬんの前にまずは気持ち、戦う姿勢が勝負の差を分けることを実感したはずです。

開会式の選手宣誓で「勝っても負けても最後まであきらめあいでプレーすることを誓います」というフレーズがありました。
まさにその言葉通りのことが起きた試合でした。

2試合目の準決勝。
1試合目のとなりのコートでの試合はさらにぐちゃぐちゃのグラウンドでまさに団子サッカー。
天気やグラウンド状況から20分1本での試合に変更となりました。
本当に総力戦での戦い。
途中こちらのゴールキックでの反則から相手に間接フリーキックを与えてしましましたがなんとか守り切り0-0でPK戦に。
3人制のPK戦は自分たちで話し合い蹴りたい=この試合を自分で決着つけたい人から順番に蹴ることにしました。
先攻の相手の1人目が枠外に外してやや有利な状況になりました。
後攻のてしまはしっかり決めて1つリードし2人目に続きます。
相手もキックを成功させますがこちらは全員が決めれば勝ちでしたが相手GKにキックを止められてサドンデスへ。
先攻の相手のキックをかんたが見事にセーブし再び決めれば勝ちという状況にしてくれました。
サドンデスでのキックをゆうたがしっかりと決めて連続勝利!

PKの途中フライングで勝ちを喜ぶおもしろハプニングもありましたが決勝戦に進むことができました。
そのシーンはこちら

サドンデス、先攻のキックを止めて嬉しすぎるあまり勝ちをかんちがいして喜ぶ(笑)

1試合間をはさんで決勝戦。
相手は前日に交流試合をした相手。
ここで交流試合をしていた意味がでてきました。
4-2-1というフォーメーションでサイドバックが縦に突破してクロスをあげてくる、1トップの選手が両足でキックできてシュートを決める力のあるチームでした。
こちらの狙いは相手ボランチの横のスペースでボールをもちながら相手DFラインからだれが飛び出してくるか。飛び出してきた相手DFの裏をねらってシュートまでもっていくことでした。
相手の強みである右サイドバックと1トップのところは上手に対応して守れているシーンが多かったです。
交流試合では0-0の同点(相手は最初控え選手中心だった)でしたがその時と同じくらいかそれ以上にプレーできていました。
決勝戦にふさわしい激しい攻防の試合となっていましたが、突破力のある右サイドの選手をちゅうしんに少しずつおしこまれ後ろに下がりはじめました。
全体的に後ろに下がりペナルティーエリアあたりまで下がった結果ミドルシュートを決められて失点、1点リードを奪われてしましました。
そこから奮闘するも追加点をとられて0-2でおしくも負けてしまいました。
負けた理由はグラウンド状況、決勝戦、疲労などいろいろありますが1試合目の前半と同じように引いて相手のプレーを受けてしまったところが大きいです。
てしまのみんなは強い相手(選手、チーム)にまず受け身でプレーをすることが多いです。
そのため相手にいいプレーをするチャンスを与えてしまいよけいに自分たちのプレーが難しくなっています。
そうならない答えは1試合目の後半です。
自分たちから前に出てしかけてプレーした結果相手のミスも誘い逆転勝利をしました。
決勝戦、雨でぐちゃぐちゃのグラウンド、3試合目などよりプレッシャーのかかる試合ではまだまだ落ち着いてプレーが続かない、気持ちの弱さが出てしまいます。
気持ちが弱い(という表現になりますが)ということは悪いことではありません。
そういう状況になると弱気になったり自信がなくなったりと自分の中で良い状態じゃなくなっていくことを自分で分かるようになりましょう。
自分が今どういう状況でどういう状態になっているか分からないままにプレーしていることはよくありません。
自分が落ち着いていない状態ということが分かれば1回深呼吸をして冷静さを取り戻すことができます。
あせっていて周りが見れなくなっていることに気づくことができれば1回立ち止まって周りをみわたすことができます。
まずは自分のことを知って次に何をしたらさらに良い状態にすることができるか考える、そして行動する。
日頃からこういう取り組みをし続けましょう。
今試合後に毎回しているふりかえりワークはこういう効果もあります。
書いて終わりではなく見直してください。
あとから気づくヒントも必ずあります。

最後の試合はとても忘れられない試合でした。
コーチ自身としても他にもっとできることがあったと悔しい気持ちです。
見方を変えるとさらに良くなるためのヒントを得られる試合でした。

決勝戦の相手とはもっと戦える力があるはずです。
しかし今回の試合ではそうはいかなかった。
この原因は自分たちにあります。
相手のしてくることは分かっていたはずです。
試合で対応しきれなかった理由をもう1度よくふりかえってください。
必ず答えが出てくるはずです。
答えが出たらあとは練習して解決していくだけです。

今回の川西市長杯は良いところもそうじゃないところも両面でとても学びのある良い大会でした。
13,14日のMUFG卒業記念大会の試合は今までで1番の試合だったと思います。
しかし、1週間あいて同じように試合をする難しさも経験できたと思います。
MUFG卒業記念大会の時には絶対に予選リーグを突破しトーナメントまで進む!という強い気持ちがありました。
その気持ちがプレーにも出ていたしベンチからの声にも出ていました。
しかし残念ながら今回の川西市長杯ではそのような気持ちでプレーや声は少なかったです。
最初からMUFG卒業記念大会の時と同じ気持ちでサッカーをしていたらきっと結果も変わっていたかもしれません。
(予選リーグで負けた相手チームは1位トーナメントの決勝戦まで進んでいました)
試合後のベンチあいさつは大阪府では今まで省略されてしていませんでした。
川西市のチームは試合後のベンチあいさつをしてくれました。
2日間で適応してこちらも整列してあいさつをしていましたし、たくやが中心となってちゃんと並ぼうと声をかけていました。
そういうところはしっかりと成長が見れました。
結果としても2位トーナメントの準優勝と素晴らしいものとなりました。
大会が終わってそのまま終わりではなくてしっかり次に活かせることは活かしていきましょう。
そのためのふりかえりワークです。
10分あればできるワークです。
この10分のワークを真剣に取り組んだら未来の自分はどう変わっているか想像してください。
そうすればワークの取り組み方が変わってくるはずです。

気持ちができてきたらもう1つ2つレベルがあがるくらいまでのところまで来ています。
残り3ヵ月。
1月にも2日間の大きな大会を予定しています。
2月には卒業遠征も予定しています。
他にもできるだけ多くの試合をしていく予定です。
たくさん良い結果で終われるように良い取り組みをしていきましょう!

保護者の皆様、2日間応援に送迎を本当にありがとうございました。
子どもたちと話し合い1日目には有志で開会式に参加しました。
駐車場の台数制限もあり乗り合わせて送迎をしてくれました。
2日目はたくさん雨が降る中応援をしてくれたり、子どもたちが雨で体が冷えないで時間を過ごすために車に乗せてくれたりしてくれました。
開会式の選手宣誓で「サッカーができることを当たり前だと思わないで全ての人にリスペクトの気持ちをもってプレーをする」というフレーズがありました。
この2日間の中で子どもたちは必ず感謝、リスペクトの気持ちを抱いています。
もう少し大きくなったらその気持ちを声に出したり行動で示してくれるようになるはずです。
今は子どもたちの心の中で蓄積されているところです。
この2日間だけではありませんがいつも子どもたちの活動をサポートしてくださりありがとうございます。
これからも引き続きよろしくお願いします。

伊東