11/3 5年生 小学生大会豊能予選①

待ちに待った5年生の公式戦がスタートしました。

大阪には日本代表の合宿や各年代の全国大会なども行われるJグリーン堺という素晴らしいサッカー場があります。

今回はこのJグリーン堺で試合をすることができました。

結果からいうと完敗でした。。

初めての公式戦に緊張もしていた様子。公式戦に向けて4種リーグで準備してきましたが本番はまた1つ違った雰囲気でした。

前半は相手にも飲まれ自分たちを見失い自分たちの良さを発揮することができませんでした。防戦一方の中GKのるいがプレーと声で盛り上げてくれました。何本も相手のシュートを防いでチームに貢献してくれました。保持したボールもなんでもかんでも前にキックすることなく、足元でボールを持ちながら繋いでくれました。センターバックへの横パスや裏のスペースに走り出したサイドハーフへのパスもあり良かったね。

足元の技術が高い相手のドリブルによくくらいついていましたが相手の動きに合わせるリアクションでついていくことができませんでした。ボールを必死に追いかけることに集中したためマークの相手を見失って、その相手にシュートを決められるパターンが多かったです。

ハーフタイムに1対1の対応とマークの確認、ボールを奪いに行くタイミングを確認しプレーを整理したことで後半の守備面はとても改善されました。ボールを持っている選手へアプローチする1stディフェンダーと相手のマーク、カバーリングをする2ndをはっきりさせることで失点を止めることができましたね。攻撃面でもハーフタイムに確認と修正をしたおかげで少しずつ防戦一方から状況を変えることができました。センターバックのしゅんのすけとらんまるからサイドハーフやFWへのパスが増えることで攻撃の強さがでてきました。前半と変わったことはパスを出すタイミングです。相手が寄せてくるよりも早くパスを出すことでチーム全体が前を向くことができました。それによって各ポジションの選手の動く矢印も変わり、相手選手も後ろ向きになることが多くなりました。改めて前を向く大切さが分かった試合です。

前を向くことは大切ですが一方方向だと相手にも気づかれてしまい防がれてしまします。相手の守備をかいくぐるためにはいくつかの方向やルートが必要です。サッカーはゴールルートを巡る攻防を繰り返し行っています。多くのルートを持つこと、正しいルートを選択することが求められます。そのために仲間と協力してプレーすることが大切になってきます。試合終了間際にはてしまのゴールキックからボランチのしょうと、かいりと繋がり、FWのたつおまでワンタッチ、ツータッチで繋げるプレーが見れました。残念ながら相手に防がれましたがとても良いプレーでした。

しょうとがボールを受ける前にチェックの動きで相手のマークをはずしてボールを受けるスペースとタイミングを作りました。このプレーに合わせてかいりも数メートルですが動き出ししょうとからのパスをワンタッチで出すことに成功します。とても素晴らしいプレーでした!

これからマークをはずす動きや動き出しを意識しながらサッカーに取り組みましょう。相手の妨害を回避するためには受け身だけではいけません。こちらからのアクションで相手を妨害することができます。サッカーは同じフィールドの中で相手のプレーに関わることができます。相手を好きにプレーさせないことも大切です。

試合後には後半の成果を実感することができました。これから残り2試合残っています。この日の緊張感や雰囲気、プレーをこれからに活かしましょう。この経験を活かすも活かさないも自分次第です。

「失敗は成功のもと」

負け=失敗ではありませんが、苦い経験もひとつの例くらいに思って次に何をするか考えることの方がはるかに大切です。

小学生大会は始まったばかりです。次を見据えて取り組んで行きましょう!