チビリンピック前の貴重な試合。
前日練習から取り組んでいる守備の追い込みをテーマに継続して臨みました。
相手の前進を止めて少しずつ自由を奪いながらの守備でしっかり対応できていました。
良いボールの奪い方=攻撃のスイッチです。無理せずスムーズに守備から攻撃に移る場面が増えました。
CBのしゅんのすけは前向きでボールを奪い、ゴール方向へのプレーが増えました。いつもよりプレーがしやすくなりナイスプレーを連発していました。今日は手応えがあったと思います。自信を持ってプレーできるように繋げよう!
ボールを奪った時にそのまま攻撃に繋げられているかが良い守備の目安です。チーム全員の理解として覚えておいてください。
とはいえまだまだ改善の余地が残っています。
守備のスタートポジションが悪く対応が間に合わない。相手選手のスピードが予想以上に早くて間に合わない。瞬間的な判断を迫られた時にボールに向かってしまう。
これらのエラーは予測と経験で改善していきましょう。
プレーをする前に味方、相手、スペースの状況を観て把握し次に起こりそうなプレーを予測し準備しておきます。
観る順番は①ボールの流れ②味方の位置や動き③相手の位置や動きです。
正しい順番でどのタイミングで把握しておくかが大切です。
失敗と成功と多くの経験を繰り返すことで出切るようになっていきます。経験しないことには身につきません。
必ずできるようになります。失敗をおそれずにチャレンジしましょう!
攻撃面ではパスを繋ぎボールを前進できていました。
ただボールしか動いていない時は相手にボールの流れが読まれ上手く運べていません。人も動くことが大切です。ドリブルでボールも一緒に運ぶ力はもっとつけましょう。
ドリブルをすると相手の位置も変わります。すると使いたいスペースが空くようになります。そのスペースにボールを持っていない人が動くことが求められてきます。
ゆうとのゴールは素晴らしいゴールでした!
相手DFとGKの間のスペースに止まらずランニングしていたことでGKより早くボールを触ることができました。ランニングしていたことと技ありシュートが良かったですね。
中央スペースでボールを動かし関わっていた選手とボールを持たずにランニングしていた選手の連携が成功した貴重なプレーです。
こういう良いプレーを何度も再現できるチームが強いチームです。
強いチームになりましょう。
強いチームの話になりましたが、良いチームは強いです。
良いチームはサッカーの環境が整っています。主体的にコート作りをできるようになりました。とても良いことです。しかしその後の着替えやアップで時間をかけてしまい準備が足りないまま試合を迎えてしまいました。そのような状態では良いプレーは起こりません。
良いプレーが起きないと相手に勝てません。
途中選手たちが自主的に十分にミーティングをして迎えた試合は本人たちも手応えを感じる良い試合になりました。
今は全てが経験です。
何が悪くて何が良いのか整理し、良い状態ってどんな時か、何をしたら良くなるのか学びましょう。
子どもたちがやる気になっている時は大人は静かなものです。
大人の方が必死な時は悪い状態です。
プレーをしているのは子どもたち本人です。
自分たちから考えて動いている元気なチームが良いチームです。
そんなチームになれることを期待しています。