暑さがやわらいだ夕方スタートの交流試合。
人工芝ピッチで涼しい時間帯の試合でリラックスしてプレーの動きが良かったです。
12分ハーフの試合を3試合しました。
1試合目のGRASIONさんは積極的にボールにアプローチしてくるチームでした。
最初は受け身のプレーで圧されていましたがDFのだいち、しゅんのすけ、さくが相手FWの選手に負けずに攻める気持ちで守備をして、粘り強く対応してくれたので相手の攻撃も少しずつ止まっていき、試合の流れをてしまに寄せていくことができました。
後半、フォーメーションを変更して相手とのミスマッチを上手く利用してプレーすることができました。
この点は賢くサッカーの試合を進めることができ良かったです!
DFの選手の奮闘により防戦一方に試合から少しずつ攻める時間を作れるようになりました。
試合終了直前には右サイドでボールを受けたゆうとが中央に侵入し、ボランチのかいりにパス。このパスが少しずれましたがダイレクトで縦のスペースに出して、このパスに反応したあおいが左サイドから走りこんでドリブルでゴール前まで運んでシュート。
しっかりと逆サイドにゴールを決めて1-0で終えることができました。
試合の序盤は防戦、中盤から持ち直して、終盤にきっちりゴールを決めて勝ち切れたこの試合はとても重要な1戦でした。
ナイスゲーム!!!
2試合目のリアンさんとの試合はボールを扱う技術に優れたチームに翻弄された試合でした。
必死に相手についていき対応していましたが、1vs1だどの局面を打開されて2失点。
この試合はGKのるいが何度もビッグセーブをしてチームを救ってくれました。
DFの後ろのスペースへの飛び出しがとても良かったです。
この試合ではチームの課題がはっきりと出ました。
「ボールを持っていない選手の関りが遅い」「ボールを失わない」
一人ひとりの力に依存していることが多く、状況に応じてプレーを判断するより自分のプレーを優先しています。
これ自体が悪いことではありませんが、中途半端になっていることが良くありません。
例えばこの試合では相手の方が技術に優れていたので守備では簡単に足を出さない。自分でボールを奪えるタイミングが来るまで粘り強く相手についていく。1人では難しい場合は2人で対応する。
守備においても「人数の数的優位」を作ること、チャレンジ&カバー(1人目がまずボールに対してアプローチ(チャレンジ)して、2人目がその状況に応じて2つ目のアクション、カバーやチャレンジすること)で対応することが大切になってきます。
2-4-1というフォーメーションでは中盤の選手4人がDF2人とFW1人に関わり、サポートすること、各ポジションの選手の負担を軽くすることができるか。そのためには仲間のプレーを見ておくことが必要です。
中央から攻められている時はサイドの選手が中央に戻ってきてカバーしなければなりません。
突破力のある選手には簡単に足を出して抜かれないことや、ボールを持つ前にパスカットを狙うことも大切です。
良いプレーをするためには準備が必要です。
そのためにはボールを保持していなければなりません。
ボールが行ったり来たりと落ち着かないときにはポジションについたり、相手を見たりする余裕が生まれません。
これらの余裕を生むために相手と戦い勝たなければいけないのです。
そのための技術です。
技術から生み出される連携力やパワーを体感できた必要な試合でした。
3試合目はなみはやさんとの試合でしたが、1,2試合目にハイスピードハイパワーな試合を経験し早い展開と球際まで強いプレーに慣れることができたおかげで終始てしまが優位な状態で試合ができました。
この試合のように相手に合わせることなく自分たちのプレーをすることで良いプレーと結果につながります。
1つの成功例を経験できました。
このイメージを持っていることで次もあの試合のようにプレーしよう。と具体的にプレーのイメージができるようになります。
少しずつこの成功体験のレベルを高めていけるよう日々試合と同じように練習していきましょう!
伊東