5月27日(土)の試合のふりかえりをさせていただきます。ふりかえりと今、子ども達が取り組んでいることをお伝えさせていただきます。
今回は試合の前に4つのことをねらいにして試合に臨もうと話をしました。
1、味方から離れる。
2、選択肢をたくさん探す。選択肢を作る。
3、良いプレーを自分で選ぶ。
4、ベンチから声をかけてサポート

この4つです。もちろん今まで取り組んできたことはできるという前提で、そこにプラスすることと子ども達に伝えました。
書いて伝えることで見て記憶し、意識してプレーできる子が増えると良いなとの願いもありました。
まず、1つ目「味方から離れる」です。有効的にパスを使うために必ずできるようになってほしいことの1つです。
これがなかなか難しいんです。
子どもたちの身体には1、2年生で積み重ねてきて身体の中に染み込んだ習慣があり、それがここぞとばかりに出てきます。。
幼稚園から2年生まで取り組んできたことは
このプレースタイルがなかなか変えれません。気づけば集まってきて、団子の形になっています。
3年生になって今、やろうとしていることは、
離れている方が得だと思える成功体験をこれからたくさん積んでほしいと思います。
2、選択肢をたくさん探す。
探しながらドリブルをしてたくさんの選択肢を見ておく。ボールを持っている選手が探せていないとパスはなかなか出てきません。相手をかわすことや、ゴールを決めることを考えながらパスできる場所も探しておく。すごく難しいことにチャレンジしています。今、練習では「探しながらー!!」とたくさん声をかけています。
そして、周りの選手はボールを持っている選手がパスを出せるようにパスコースを作るように声をかけています。
パスコースの作り方として子ども達には『ボールを持っている選手と自分を線で結べるように』と「はっきり作る」と声をかけています。
3、良いプレーを自分で選ぶ。
パスができるようになったからパスをすればOKではないということです。その時に一番良いプレーとは何か?子ども達にはまだ判断が難しいので少しヒントになるような話をしました。
試合時に使っているボードに線を引き、図のような話をしました。するとAのところでもドリブルでの1対1を選んでいた選手がBのところにいた味方の選手にパスを選ぶシーンが増えました。すごく嬉しい瞬間でした!!
失点をせずに得点するためにどうプレーしていくのかこれからたくさんの試合を経験して学んでいってほしいです。
4、ベンチから声をかけてサポート
普段、自分自身が心がけていること「選手が気付けるように、やろうと思えるように」を子ども達にもできるようになってほしいなと思っています。
試合に出ていない選手もコート内にいる選手と一丸となって勝ちを目指せる選手、チームを作りたいと思っています。ベンチからの声かけにも注目してみて下さい。
上記のねらいとは別に3年生になって子ども達が頑張っていることを少し紹介させていただきます。またお子様と一緒に見て、一緒に考えて見て下さい。
1、マークのつき方について。
2、守備のねらいについて。
今回の振り返りのように図を使って伝えていき、保護者の方にも少しわかってもらい、子どもたちも確認できるようなふりかえりもできたら良いなと思っています。こんなこと聞いてみたい、これどうなってるの?があれば教えて下さい。
応援ありがとうございました。次回もどうぞよろしくお願い致します。