7/8(土) 5年生交流試合


夕方からの涼しい時間での試合となりました。
試合全体を通して良かったです。
しかし、最初の試合で良い入り方ができなかったところは修正するべき点です。
準備が足りていません。
試合、相手、仲間と温度感が合っていません。
現在、活動のメリハリを自分たちでつけることが難しいように感じます。
その結果試合の序盤で苦しいスタートになり、難しい試合をしなければならなくなります。
まずは相手より良いスタートを伐ることが大切です。
そのためにはスタート前の準備が大切です。
忘れ物をしない、時間を守るといった当たり前のこともそうですが、荷物の置き方やチームの雰囲気、熱量も大切です。
何年も前になりますが、セレッソ大阪の5年生と試合をしたことがあります。
セレッソ大阪の選手たちはユニホームをきれいにたたんで地面以外のところに置いていました。
もしかしたらコーチに言われているのかもしれませんが、試合前の彼らは自分たちで試合準備をしていました。
そこにはコーチはいなかったです。セレッソ大阪の選手だから準備もできるのか。そのように自分で準備できる選手だからセレッソ大阪の選手なのか。
どちらの表現が正しいか分かりませんが、サッカーにおけるプレーとサッカー以外の姿が関係しいることは間違いないように感じます。
私たちがより高みを目指していくためには目標が大切です。
理想の自分はどんな自分ですか?
そして理想の自分は何をしていますか?
理想の自分について1度考えてみてください。
自分を変えることができるのは自分しかいません。
この日のハーフタイムはとても興味深い時間でした。
最初は誰一人として話をすることがなく自然とコーチの前に集まる子どもたち。
完全に待ちの姿。
無言のまま時間だけが過ぎていきます。
この時の皆の頭の中はきっと空っぽだったのでしょう。
試合も散々でした。
そこから少しずつ変化がでてきました。
数人で試合を振り返り話をする姿が出てきました。
皆の前に立ち引っ張ってくれるあおい。
少しずつチームが動き始めました。
2試合目は4-1と快勝。
1試合目と変わったところは皆がやる気になっただけ。
やる気というのは主体的な姿のことです。
自分からすすんでサッカーをするから自然と仲間に声もかけます。自分で判断して動きます。
正しい判断をすることより自分の意思で動くことが大切です。
これを繰り返す中で自然と何が正しくて何が間違いか分かってきます。
人間の脳は少しずつ良くなろうとする機能がついています。
勝手に修正しより良くなろうとします。
まずはやってみて経験することが大切です。
試合の合間にボール回しをしました。
遊びの中で自由にアイデアあふれるプレーがたくさん見られました。
サッカーを楽しむことがなにより大切です。

あおいが相手から強くマークされていました。
左利きという特徴も把握されなかなか自由にプレーをさせてもらえなくなりました。
それでも相手を上回りシュートを決めるよう伝えたのですが本当にシュートを決めてしまいました。
まず相手から逃げなかったところが素晴らしいです。
その上で何をしたら相手を上回ることができるか考え、何度もチャレンジしたことがゴールという結果につながりました。
きっとこのゴールは普通のゴールより気持ち良いゴールだったと思います。
あおいに対して相手がパワーを使ってくれるということは他の選手が動きやすくなるということです。
他の選手ももっと思い切りプレーし、輝いてほしかったです。
試合中に相手のプレー意図に気づいて自分のチャンスだと考えられるくらい余裕を持ちましょう。
そして、自分も主役だということを忘れないでください。
全体⇔個人
個々が活躍することで仲間が活きる。
自分を持ちながら仲間と協力する。
仲間と協力するから自分が活きる。
そんなサッカーをみんなでゲーム作っていきましょう!