12/3(日) 1,2年生 交流試合(vsRFC)

2年生は連日の試合、1年生は2週続けての試合でした。

この1週間の練習を見てもドリブルでのボールの持ち方がとても良くなっていました。

一部の子どもだけではなくほぼ全員が成長していたのでこの試合をとても楽しみにしていました。

早く来てくれた2年生が荷物を置くブルーシートを準備してくれました。

2年生は相手チームがすでにパスを使いフォーメーションを組んでいました。

基本的な止める、蹴るが上手でした。チームの仕組みの中でプレーをしていました。

てしまはというとドリブル中心のプレーです。

なぜかというとサッカーは個の集合=チームです。

一人ひとりのレベルが高くなると必然とチーム力も高まり個の結びつきが強くなりあらゆる状況にも簡単には揺るがないチームになります。

低学年の間は「個の育成」を中心に「チームの成熟」を同時に進行しています。

今回の試合では相手にパスで回される場面が多くありましたが、けんとが相手のパスを受ける選手を見つけて良いタイミングでボールを奪いに行けるようになりました。相手のプレーをよく観て何をしたらいいのか自分なりに良い答えを見つけてくれました。

パスの場合は2つポイントがあります。

①ボールを持っている選手に対してプレッシャーをかける

②ボールを受ける選手に対してプレッシャーをかける

この2つのポイントどちらかを成功させたら相手からボールを奪いディフェンスが成功します。

①をしている選手が多い中、けんとは試合の中で②に気づき成功させてくれました。

けんとの成功を見てきっと他の子どもたちも気づいていくでしょう。

パスを出される思いから①のボールをもっている選手に対してのプレッシャーが弱かったです。

1歩踏み出せばボールや相手に触れるくらいまで近づくと相手もパスやドリブルがしにくくなります。

昨日は2,3歩遠かったです。あと2,3歩近づくくことができれば試合の展開も全然変わってきていたと思います。

その中でもだいちやこうせいはよくチャレンジしていて相手のボールを奪いに行くことができていました。

何度もボールを奪うことに成功し、練習の成果であるドリブルでシュートまで行くことができていました。

ドリブルに関しては全員が成長していてとても良いプレーでした。

すぐにボールを奪われるシーンが多かったですが、ボールを見ていて相手を観ていません。

相手を観ながらドリブルしたらいつどこにドリブルするか、相手をよけるか分かってきます。

これを分かるだけで全くボールを奪われることが少なくなります。あとは自分でミスをしないように技術を高めましょう。

試合の途中に2年生が自分たちで話し合いパスをしよう。と決めました。

自分たちで話し合いができるだけでもすごく自主性があります。

自分はこうすると上手くできると思うからやってみよう。

上手くできたら素晴らしいアイデアを見つけられたね。

上手くいかなくても一歩前進。今まで気づかなかった何かに気づきます。

その気づきをもとに次はこうしたらできるんじゃないかな?もう一度やってみよう。

この繰り返し。できるまで繰り返し。だいたい10回くらい繰り返すと成功すると言われています。

試合ではパスを使うことで相手にボールを奪われないことが増えました。

この結果は子どもたちのナイスチャレンジでした!

しかしゴールまでシュートに行くことはできませんでした。

サッカーはドリブルだけ、パスだけではできないので池田てしまSCではまずドリブルから取り組んで練習しています。

今取り組んでいることは確実に力をつけて成長しています。

今回みたいに低学年からパスをしてくるチームに対してこちらはドリブル中心のプレーで戦えるレベルまで高めることができてパスを使いだすと一気にサッカーレベルの段階が上がります。より自由にボールをあつかいサッカーを楽しむことができます。

今はそのための基礎作り。基本があるから応用ができる。

今回の試合ではとても良い経験ができたと思いますし、みんな素晴らしいプレーをしてくれました。

もう少し見せてほしかった姿は「サッカー小僧、元気でサッカーを楽しむ」ことです。

もっとサッカーを楽しんで、遊んで、走り回って、たくさんボールにさわって。

この部分はこれからの練習でもっと出していけるようにコーチも意識して練習を作っていきますが、その中心には「サッカーが好き」ということが大切です。

好きなことランキングの1位にサッカーがランクインするようにしていきたいです。

1年生は2年生より元気があり試合でのプレーも勇猛果敢、失敗も気にせず素晴らしい動きを見せてくれました。

特にたいようとあやとはゴールを目指してドリブル、相手がいても気にしないしお構いなしというところが良かったです。

ドリブルの力がついてきたから相手のディフェンスを気にしすぎなくなってきたように思います。

あやとは右に左に上手によけながら進んでいきます。たいようは前に前に相手をなぎたおすように進んでいきます。

どちらも自分の良さがでていました。

すばるは得意なゴールキーパーでたくさんシュートを止めてくれました。仲間にもここを守って、ボールを蹴るからこっちに動いてと意図を伝えることができていたりルールを理解した上で何をしたらいいかよく分かっていました。

フィールドプレーでも前に後ろに左に右にたくさん走り最後までディフェンスをしてくれ、ドリブルはスペースを上手く使いながら前へと運んでくれました。

ちひろもボールを持った時のスピードや速いドリブルがとても良かったです。

相手を上手によけながらドリブルしていました。ボールを持っていない時に仲間を助ける動きやディフェンスを頑張ってくれたらもっとできるようになるからその点を頑張りましょう。

あおしはボールのコントロールが良くなりました。ボールを触っているときの体のバランスがいいのですぅっとボールをずらして相手をよけています。ドリブルのスピードが速くなるとたくさん相手をよけられるようになりゴールまで近づいていけるようになると楽しみにしています。

みなとはまだサッカーを始めて間もないですが練習でのドリブルも始めたばかりとは思えないくらい上手で、試合でも臆することなくボールに近づきたくさんドリブルをしてくれました。相手のボールもよく奪いに行けていたのですごく上手にしています。

1人2人よけてドリブルができています。これから練習を積み重ねていけば今回よりできるようになるのでこの調子で頑張りましょう!

1年生はサッカーをやろうという気持ちが強く、相手に臆することなくボールを追いかけているところがすごく良いところです。

球際と言われる相手とのボールのせめぎ合いのところでも力が発揮されています。

シュートも多く最後まで押し込み何度もゴールをすることができました。

サッカーの試合以外の時間で仲間の嫌なことをする場面がありました。

人の嫌なことはしない、自分が嫌なことはきっと相手も同じように嫌だろう。

1年生はサッカーもその他のルールを少しずつ覚えながら、ルールを守りその中で最大限自由に楽しめるようになってほしいです。

このような経験も含めて試合に参加しないと分からないことです。

結果を気にせずたくさん試合に参加してください。

さまざまなチームとの試合、交流を通して子どもたちはまさにリアルで体験しながら学んでいます。

まずはやっていようが大切です。

その中で気づいたことから少しずつ変化を加えながら成長していきます。

一見練習、試合と同じことの繰り返しに見えますが、よく見るとまったく同じことをしていません。

繰り返しのない繰り返しの連続から今の自分の枠を超えて世界が広がっていきます。

中には意味が分からずしていることもありますが自分の枠が大きくなった時に理解できることもあります。

まずはやってみる。そしてできるまでやってみる。低学年の間に体でできる限り多くの経験を積むことが高学年につながります。

保護者の方もやってみるのハードルが高くなり過ぎないように子どもたちと関わってあげてください。

日曜日の寒い中たくさんの応援ありがとうございました。

相手チームの保護者の応援もすごかったですね。

きっと子どもたちは保護者みなさんからあたたかい応援や拍手に勇気づけられパワーが湧いてきます。

遠慮せずどんどんチームの子どもたちみんなを応援してあげてください。

これからもサッカーが好きになる、やる気になる、モチベーション・パフォーマンスが高くなるような応援をよろしくお願いします。

試合後のあいさつ。1年生のすばるが志願してチームを代表してあいさつしてくれました。

伊東