一人ひとりに少しでも長く試合に出てもらいたい、たくさんの経験をしてもらいたいという気持ちで池田てしまブルーと池田てしまホワイトの2チームエントリーしました。
アスリーナカップはこれまでにも何度か出場したことのある大会です。
今回は数名の1年生の助っ人に入ってもらいました。
チーム分けは2チームのバランスを考慮して「ボールに対して勇気を持って近づいていける」様子で決めました。
どちらのチームも試合の中で十分に勇気を持ってボールにくらいついていました。
低学年でよくあることがボールが自分のところまでくるのを待つ。少しでも簡単にゴールまで行くために前でボールを待っている。相手が近づいてきたら離れる。
「離れる」ことは良いことでもありますが状況によっては良くない場合があります。
例えば、スローインの時に届かないところまで離れている。
相手にボールの飛んできそうなところのポジションを取られてしまい、ボールの届かない場所にいる。
こんな時は自分の体で相手をブロックしながらボールを受けることが必要になります。
相手との陣取りでありボールの奪い合いに勝たなくてはいけません。
今回の試合では2チームともボールの奪い合いは十分に頑張ってくれました!正直予想以上でした✨
てしまホワイトは時間とともにパワーダウンしていき失点も重ねてしまいましたが1つ1つのプレーで見ていくと相手に負けていなかったです。
サッカーは野球と違いプレーが途切れません。サッカーは連続してプレーすることが大切です。
ホワイトチームは1人ひとりでもチーム全体でももう少しプレーの連続性が出せたら結果が変わっていました。
この点はこれからの課題として見つかって良かったです。
てしまブルーは予選リーグの吹田南戦がこの日のベストゲームでした!
相手はてしまに勝てば1位通過という状況でしたが粘り強く守備をして最後のところで相手のボールを奪ったところからドリブルで前進してシュート。きっちりゴールキーパーを見てゴールに決めきりました。
何度もボールにくらいついていましたね。
ボールに近づく=プレッシャーをかける
こちらのプレッシャーで相手はなかなか攻めることができなかったと思います。
こんな試合が毎試合できたらどんなチームになるか楽しみです!
今回の試合で子どもたちがこんなにもファイトして頑張る姿を見せてくれたことに感動しました✨
1つステップを上がれたような気がします。
試合は何が起こるかわかりません。結果はその時によって変わります。
しかし、1つ1つのプレーでここまで強く勝ちたい気持ちを表現できたことは素晴らしくこれからも変わらないはずです。
最近の練習ではダイナミックにプレーすることを意識しています。
キックでは強く蹴ること。
試合では全力を出し切ること。
成長することは自分の枠を広げることです。
制限・禁止が前提で力をセーブすることが当たり前にならないように。(もちろんルールの中でですが)
小さく小さくならないように。
心の底からサッカーを楽しんでもらいたいと思います。
そのためには保護者の方も子どもたちと一緒にサッカーをたくさん楽しんでください✨
そして保護者の方にお願いがあります。
サッカークラブでも「やるべきことをやる」「全力を出し切る」ことを子どもたちに伝えています。
プレーだけでなく準備や片付けも含めて今、何をするべきか。考えながら活動をしています。
言葉で伝えたり、どんなに小さなことでもいいので子どもたちに役割を与えてあげてください。
達成の積み重ねがいつか大きな力になります。
保護者の方もコーチも同じ願いのはずです。
子どもたちの成長を願って最初は簡単なことから任せてみてください。
今回の大会後ホワイトチームの子が泣いていました。
どうしたの?と聞くと全然ボールを奪いに行けなかった。と答えてくれました。
そんなことを思っていたことに驚いたとともにすごく嬉しかったです!(予想外の答えでした)
大人の知らないところでちゃんと経験しているんだな。
そう思えたなら次から変われるよ。とその子には言葉を返しました。
本当にこれからの成長がたのしみになった1日でした!
保護者の皆様、途中雨が降るたくさんの応援ありがとうございました。
ベンチからも保護者の温かい拍手聞こえていました✨
子どもたちにも必ず伝わっていたはずです。
これからもよろしくお願いします。
伊東