待ちに待った6年生の卒業記念遠征です。
2月に入り学級閉鎖が増えて無事に参加できるか心配していましたがみんな元気に集まることができました!
会場は大阪府泉南市にあるSORA RINKUという綺麗な人工芝のコートで宿舎もコートのすぐ隣というサッカーをするための素晴らしい施設です。
日中は晴れてとても良い環境でした。
この遠征では1日大会を今日と明日の2回行います。
どちらも3チームによる予選リーグと順位別トーナメントという形式です。
今回の遠征は大阪府内という距離もあり現地集合でしたが、お母さんのサポートがありながらも自分たちで電車に乗り会場まで来ることができたのは大きな経験となりました。
「電車の中暖かったなー」
「シートの下から風が出てた!」
「歩いてきたから体温まったわ」
「おれたち車で来たからアップしないと」
など体験したからこその感想がたくさん出てきました。
1日ケガや体調不良もなく無事に過ごすことができ良かったです。
今まで楽しくサッカーをできたこと、そのために支えてくれた自分たちの周りの人に感謝の気持ちを持ちながら
最後の遠征を楽しみましょう!
試合は全員で協力しながら接戦を戦い予選2位通過。
予選リーグを1位通過したチームに互角の試合をしながらもゴール前の小さなミスで失点し、0-1の敗戦。
正直予選リーグを1位で通過していてもおかしくなかっただけにもったいない。
そんな勝てそうな試合で良いところまでいくも惜敗してしまう学年です。
相手と差がほとんどないだけになんとか勝ってほしいと願っていますが、あともうひと踏ん張り!
元気を出して前向きな選手がチームを盛り上げてくれる、仲の良いところはこの学年の魅力でもあります!!
あと一歩をのり越えた時には大きな力を手にれられる。手を伸ばせばすぐそこに。
広島県から参加しているチームとの2位トーナメント準決勝では先制からの失点と手に汗握る展開となりましたが、
最後に勝ち越し点を決め決勝に進むことができました!
今日は大きく崩れることがなく、粘り強く戦えていたところは最近の成長点。
トロフィーをかけた2位トーナメント決勝戦、トロフィーを目指してやる気満々で試合には良い入り方。
ここまでの試合を見ると勝つ見込みも十分。
でしたが、1日で疲れたからなのか、フィジカルの強いぐいぐい来る相手に気持ちで圧されたからなのか良いところが出せない。
相手との差はありませんでしたが相手をリスペクトしすぎて(笑)0-3で負けてしまいました。
相手は交代メンバーがいませんでした。
GKが後ろから常に声をかけてチームを鼓舞していました。
やることをやったチームが勝った。そういう試合でした。
相手が強かったから、違う。
自分たちが自分たちに甘えたから。自分を乗り越えられなかったから。それだけです。
「アジアカップから見えたもの」を読んでいない人は是非読んでみてください。
冨安選手のインタビュー内容を載せています。
まさにその通り。
夜の自由な時間に急にコーチを呼ぶ声。
「コーチ、ミーティングしよう」
正直びっくりしました。
とりあえずミーティングルームを借りるお手伝い。
そこからは子どもたち自らホワイトボード、机、イスを準備してミーティングスタート。
コーチは後ろで見守り。
卒団前に自発的に行動を起こすことができる姿を見れて感動しました✨
良かったところ、改善するところを出し合い、セットプレーのプレーモデルを話し合いました。
1日の試合を通して子どもたちの中で感じることがあり、その気持ちが心を突き動かし行動に。
明日がとても楽しみになりました☻
あとは実践あるのみ。
人が成長する時ってやらされる時ではなく、自分から進んで動く時。
子どもの可能性とパワーを改めて実感しました。
保護者の皆様、朝早くからお弁当の準備や送り出し、送迎などサポートしてくださりありがとうございました。
応援にも来てくださりとても勇気をもらいました。
明日も引き続き応援よろしくお願いします。
そして子どもたちの小さな成長を楽しみにしていてください!
伊東