【6年生】5/18(土) 全日リーグ

本日より今年度の全日リーグが開幕しました。

先週にAQUAチャレンジカップの1回戦を快勝して波に乗りたいところ。

対戦相手は千里ひじりSC1stさんと、秦野FCさん。

どちらの試合も4月から練習で取り組んでいる成果が見られる場面が多かったです。

1試合目の千里ひじり1st戦は試合前のミーティングで確認して狙った通り相手のGKとDFからの配球でボールを奪ってシュートまでよくいけていました。

シュートの質が高かったら得点までつながったと思います。

前半はこちらのペースで試合が進み、姉妹クラブの千里ひじり1stにも引けを取らない内容でした。

この試合は自分たちのミス、GKからのビルドアップのところ、ゴール前で相手のFWにボールを奪われて失点。

このままズルズルと士気が上がらず失点を重ねてしまい0-3。

試合開始から良い流れでプレーできていただけにもったいない試合となりました。

最後まであきらめず相手DFにハイプレスでボールを奪い1点を取り返し少しは意地を見せることができました。

ボールを奪いシュートまで持っていったあおいはもちろん素晴らしいプレーでしたが、ともにFWとしてプレーしていたゆうしんもこぼれ球にしっかりと反応して動いていたのはとても良かったです。

試合後のミーティングで「今の試合どうだった?」と感想を聞いてみましたが、3,4人だけが振り返りを発表して他の選手はだんまり。

これはさすがに寂しい。

自分たちの試合への振り返りです。ミーティングの時はしっかりと参加して全員でミーティングを作りあげましょう。

2試合目の秦野FC戦。

試合まで自分たちでやることを決めて準備をできました。

やり残したこともなく、準備万端で試合に臨むことができました。

この点は1試合目後から良い時間を過ごしてリカバリーできたと思います。

この試合は動画撮影をしているので必ず動画を見て振り返ってください。

動画URL(https://youtu.be/wQQW3O4L-Fg)

この試合も相手に攻め込まれるシーンもありましたがてしまが狙っているプレーがたくさんありました。

タイミングの良いパス、フリーなスペースでボールを受けることが良かった印象です。

DFのそうたやたくやがドリブルでボールを運ぶことができていました。

この試合ではゴールキックを受けたDFの運び方は素晴らしく、相手FWを交わして自分で作ったパスコースに良いパスが多く入りました。

「ボールを運ぶ」こういうプレーは全員が必要になります。

相手が近づいてきたらドリブルをしない選手が多いです。

相手に制限をかけられたままのパスは相手に読まれやすく、仲間を危険にさらしてしまいます。

相手を抜かないまでも、フリーなスペースにボールを運ぶだけで相手の制限を解除し、仲間も攻撃のための動きを助けることにつながります。

全員が身につけておくべきプレーです。

前の試合の反省からゴールキックの時にボランチの横のスペースの使い方を伝え直しましたが、FWの選手がしっかりと狙いを持ってアクションをしてくれました。

また、サイドハーフの選手が幅を取り高い位置をとることで、DFの選手が使えるスペースを空けてあげることになる、そして相手のFWを突破することを簡単にできるようになりました。

ビルドアップのタイミングはとても良かったです。

基本はボールのあるサイドで攻撃をしていきますが、難しい場合にはサイドチェンジが必要です。

サイドチェンジのタイミングが何度もありますが状況を観れていないのでその判断ができていません。

ボールに関わっている関わっていない選手関係なく、全員がそのタイミングを見極めれれるように目線を下げず、首を振り常に周囲を観て確認することを無意識でできるレベルまで身につけてください。

5月のテーマですが試合ではほとんど見られないのでもっともっとしなければいけません。

DFのそうたとたくやが本当によく相手FWに対して粘り強く守備をしてくれました。

その2人がボールを奪いにチャレンジした後のこぼれ球への反応が遅れて失点。

先週のAQUAチャレンジカップの時にも言いましたがサイドハーフの守備が遅れています。距離が遠いです。

失点につながりそうな場面ではカバーリングに戻る意識を高く持ちながらプレーしてください。

気づいたら入ってしまったというような失点。

決定的なチャンスが3回ありましたがどれもものにできず0-1の敗戦。

良かったところは1試合目より子どもたちの気持ちが感じられました。

気持ちがこもっていたからプレーも良くなりました。

しかし、それでもプレーがまだまだ遅いです。

どちらも負けるような試合ではありませんでした。

それでも負けたということは明らかに何かが足りていない。

足りていないもの、、、それは「気持ち」

勝負にこだわる気持ち

勝ちたい、負けたくないという気持ち

自分がやるんだという気持ち

感謝の気持ち

責任感・自覚

気持ちが変われば行動が変わります。行動が変われば結果が変わります。

プレーの1つ1つをとってもまだまだ質を高めることができます。

パスの強さ・正確性、プレーの丁寧さ。

ミスしたら取り返す。

口でいうだけなら誰でもできます。

できないなら言うなよ。これは違う。

言うからにはやる。やろう。やろうとする気持ちがまずは大事。

10回くらい続ければ必ずできる。続ける。

練習はやっています。後はやってきたことにこだわってするだけ。

試合後にグランドを整地している時にゴミをグランドに投げた子どもがいます。

その捨てられたゴミを見て見ぬふりをした子どもがいます。

サッカーをして綺麗に整地しているところに捨てられるゴミ。誰も拾わないゴミ。

あってはならないことをしてしまう。そのことを誰もおかしいと感じない。

もしくはダメだと分かっているけど自分は関係ないと見過ごしているのかもしれない。

正直そんな人はサッカーをする資格はないとコーチは考えています。

次からは同じことが起きないことを願ってあえてこの振り返りに書きました。

大切なことは学ぶこと。同じミスを繰り返さない。1歩前進する。

1プレー、1試合、1日、1ヵ月、1年。日々成長して素晴らしいチームになるために一緒に頑張っていきたいと思っています。

保護者の皆様、暑い中応援ありがとうございました。

子どもたちの成長した姿を見せることができたと思いますが、その分余計に悔しい気持ちもあったと思います。

これから全日リーグが2次リーグ、代表決定トーナメントと続きます。

この1次リーグの間は酸いも甘いも知ることで夏以降の成長具合が伸びていきます。

子どもたちのよき理解者として伴走者として温かく時には厳しくこれからも見守りながら応援してあげてください。

必ず成長した姿を見せられるように頑張っていきますのでこれからもチームを応援してください!

伊東