全日リーグ2次リーグ3,4戦目。
対戦相手は千里ひじりSC2nd、ダイヤモンド大阪SSさん。
前回はチャンスをものにできず2分けといまいち波に乗り切れない状態ですが、まずは1勝することを目標に臨みました。
千里ひじりSC2ndとは5年生の小学生大会でも対戦しており、顔なじみの相手であると同時にライバル関係に近いものがあります。
前半はお互い2-3-2というフォーメーションでマンツーマンでのマッチメイクとなりました。
自分の相手が分かりやすい中で各ポジションで相手を上回っていこうと話をしました。
相手の左サイドからの縦の突破力が高く何度か危ない場面もありましたが上手くカバーをしながら守ることができていました。
こちらも後方からのドリブルや中盤からのパスでゴールに近づくも決定的な場面までなかなか進むことができずハーフタイムを迎えます。
相手の左サイドからの攻撃に対する守備を向上させて試合の主導権を握るためにフォーメーションを2-4-1に変更して後半戦に臨みます。
相手の左サイドに対してこちらの選手を対人に強く縦の突破力のある選手に変えたことで前半よりも質的優位になりサイドを制圧し、中盤中央のボランチのところが2-1と数的優位になり少しずつリズムを取り戻していきました。
ハイプレスな相手に対してロングボールで一気に相手の背後を取りシュートシーンを増やしていきます。
プレーの判断するタイミングも良く球離れも良かったです。
上手いこと相手の背後を取り良い形でゴールキーパーと1vs1の場面でしっかりとゴールを決めて2-0。
守備の場面でも大きなピンチを迎えることなく後半から出た選手含めて全員の頑張りによって勝つことができました!
見事に試合をコントロールできた素晴らしい試合でした✨
この日もとても暑く、子どもたちにはお昼以降の試合は中止になるかもしれないから1試合目に全力を尽くそうと話をしていました。予想とは裏腹に試合を中止にする暑さの基準を超えず午後からも予定通り試合が行われました。
2試合目のダイヤモンド戦。もしかしたら気持ちの準備のところで多少影響があったかもしれません。
前半開始のキックオフからのシュートがそのままゴールに。
思わぬ形で失点したショックからかたて続けに2失点を重ね前半途中で0-3。
前半のクーリングブレイク、ハーフタイムでなんとか立て直すもすでに勝負ありでした。
パリ五輪男子サッカーの日本vsパラグアイのように1つのプレーがきっかけに雪崩のように一気に試合の流れをもっていかれました。
こうなってしまうと元に戻すのはとてもパワーが必要で難しくなります。
最初の失点の後に立て直すことができていたら試合の結果は違う結果になっていました。
気持ちを上手に切り替えることもとても大切です。
チームを引っ張る選手、チームを支える選手がいないことが敗因の一つです。
学年、立場関係なくチームを代表するような選手が1人でも多く出てくれることを期待しています
後半を前に0-3と厳しい状況となりましたが、次の1点を先に取ることができたら逆転も見えてくるし、そのためのチャンスも前半から作るきっかけはありました。
3-3-1のフォーメーションの相手。前線からのプレッシャーもあまり強くなく後方からボールを運ぶことは比較的簡単です。
GKとCBの2人、ボランチを合わせた4人で横のゆさぶりでビルドアップをしていこうとハーフタイムに確認しました。
前半から効果的にできていたことでハーフタイムに改めて確認しましたが後半こちらの狙いと違うプレーからボールを奪われ失点。
やろうとしているプレー、サッカーでミスはしょうがないですが、それとは違うプレーでのミスは事前に確認していただけにもったいない。
後半は0-2の合計0-5負け。
後半は前半より良くなりました。
今回の負けは参考外と考えて気にする必要はありません。
準備不足の結果、開始早々に崩壊してしまった試合です。
ただ最善の準備をしておかないと痛い目を見ることだけは忘れないでください。
1vs1の練習を取り組んでいますが今回の試合を見るとまだまだ激しく強くしていかなければなりません。
簡単にボールを奪われない。簡単に突破されない。これに突きます。
守備側はもっと早くボールに寄せる。
ダイヤモンド戦は守備は強く厳しくいこうと伝えましたがあと1,2歩分足りていませんでした。
もう1つは背中でゴールを守る意識を持つこと。
ボールしか見ていません。後ろを守れているかよく確認しましょう。後ろの選手が「もう1歩右」など声でコーチングして教えることも大切です。
後ろを守れているから前のボールを奪いに行けます。
攻撃側はまずはボールをキープする。
ドリブルやトラップ、パスでの簡単なミスが多すぎます。1つ1つのプレーをもっと丁寧にすること、ボールを触る回数、時間を倍以上に増やしましょう。
特にFWにパスが入らないことが多いのでシュートまで続きません。
足元でボールを受けるかDFの裏に抜け出すかはっきりしましょう。
パスを出す選手のタイミングに合わして動きましょう。
もちろんFWの選手にたくさんシュートを打ってほしいですが、まずFWにボールが収まりません。
まずはパスをもらうこと、そしてキープすることを考えましょう。
ポストプレーも1つのアイデアです。
FWにボールが入る回数が増えるぶんだけチャンスが増えます。
パスを受ける、キープするところを頑張ってください。
メンバーを変えたり、ポジションを変えてもある程度同じようにサッカーができていました。
自分の特徴を最大限発揮するにはどうしたらいいかよく考えましょう。
試合のメンバーが変わってもチームのサッカーは変わりません。
まずはサッカーの全体像を捉えられるようになりましょう。
・自分たちはどうやって攻撃/守備をしたいのか
・相手はどうやって攻撃/守備をしたいのか
だからこういうポジションを取る、こういうプレーをしたら効果があることが分かってくると自然とプレーが見えてくるはずです。
28日(日)の全日リーグは暑さにより中止となりました。
残り5試合は9月以降になります。
2次リーグを突破するためには最低あと2つ勝利が必要です。
暑さに負けず自分たちを成長させていきましょう!
保護者の皆様、連日暑い中応援ありがとうございます。
情けない試合もありましたが素晴らしい試合を見せることができて本当に良かったです。
得点シーンでの保護者の方たちの拍手は本当に励みになります。
これからも1つでも多く良い試合をみてもらえるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします。
伊東