【U11】1/13(月祝) ファニーカップ

連日の試合、この日は今年初めてのカップ戦。

5年生と選手コースU11メンバー全員で参加しました。

この時期風邪とかで休む子も多いかな~と思っていましたが、ほぼ全員が参加してくれました✨

試合に参加してくれる人数が多い学年は強くなりやすいです。

前日の反省を活かして早くに集合して着替え、時間通りにはウォーミングアップがスタートしました。

準備が良くなりました!

ただ、レガースを忘れた子がいて、2日連続の忘れ物。すごくもったいない。

こういうところは気を引き締めて同じミスが続かないようにしましょう。

そして大切なことはミスをした後です。ミスを取り返すために次何をしたらいいのかよく考えて行動しましょう。

ミスの前の予防ももちらん大切ですが、正直大人でもミスをします。

だからこそミスをした後、ミスを認め・受け入れて挽回することの方が大切です。

今年初めてのカップ戦でトロフィーをGETできることをこの1日のチームの目標に【限界に挑戦する】ように取り組みました。

この日全体を一言で表すと『緊張感』です。

ウォーミングアップではチームの一体感を高めるためにゲーム要素を取り入れてアジリティダッシュをしました。

大切なことは「みんなは一人のために、一人はみんなのために」です。

一人ひとりがチームの一部という自覚と責任を持ち全員が同じ方向を向いて1つの気持ちになることが大切です。

あらかじめ声をかけてミスを事前に防いだり、ミスをして落ちこんでいたら励ましてあげたり。

一人ひとりが良い状態でいることがチームの力になります。

自分たちの力でできるようになりましょう。

ウォーミングアップで良い緊張感を持ち試合に入ることができました。

1試合目は千里ひじりSC戦。1試合の中で全員が交代しながら出場し1-1の同点で終われて良い試合でした。

先制点を決めただけに勝ち切りたかったですね。

お互いが2-3-2というフォーメーションで配置がかみ合っていました。

そして相手は前からハイプレスで人に対して出てくる守備をしていました。

こういう試合はできるだけ簡単に相手の背後にボールを届けることがポイントです。

GK,DFのボールを出す選手は足元でつなぐことより前から勢いよく寄せてくる相手の力を受けないようなポジショニングやプレーをすることを心がけましょう。

MF,FWの選手はまずは幅や深さ(高さ)を取り相手のMF,DFがハイプレスにいけないようにすること。

そして相手のプレスで空いたスペースにボールを受けに行くことがポイントです。

味方のGK,DFは相手のプレッシャーがかかっているのでパスが出しやすいようはっきりパスコースを作れるポジションをとりサポートしてあげることが大切です。

相手のプレッシャーにより自滅してしまったところがもったいなかったですね。

このような相手のプレースピードや強さに慣れて落ち着いてプレーできるように練習に取り組んでください。

2試合目は自分たちのプレーがしっかりとできていました。

1試合目と比べて相手のプレースピードや強さが低かったのでプレーがしやすかったと思います。

2試合目のプレーを1試合目にしたかったです。

この差がみんなの現在地です。この差を埋められるようにしましょう。

チームとして自分たちが主導権を持って試合をするためには守備のところの課題が大きいです。

1番はボールに寄せるのが甘いところ。インターセプトやトラップ後にボールを奪う意識が低いです。

ボールを奪えなくてもいいのでもっと狙っていきましょう。

他に気をつけるところは相手の進行方向の前から寄せること、ドリブルについていくこと、最後の最後に足を出すこと、周りの選手がカバーリング(チャレンジ&カバー)をすることです。

このあたりは冬の間、3月までにかなりレベルアップする必要があります。

特に球際の激しさ、ボールを奪う奪われないというところの緊張感がこれから大切になってきます。

1つのミスも見逃さないくらいの緊張感の中でチーム全体がプレーしましょう。

3試合目はこの日1番素晴らしかったです!

前半は特にピンチをむかえる場面もなく、攻撃もしっかりと相手の守れていないスペースにボールを動かすことができていました。

2-0でスタートした後半に1失点してからバタバタし始めて相手に優位な時間帯もありましたがリードを守り切ることができたところは力を発揮し続けることができたと思います。

失点後、相手はもう1点取って同点に追いつきたい、こちらはまだ1点のリードがある状況です。

試合の残り時間も考えると少ない時間でできる限り相手にボールを渡したくないし、渡したとしてもゴールから遠くかんたんに攻撃できない状況を作りたいところ。

まったくあせる必要はなく、落ち着いて前半のようにプレーをしたらいいです。

ミスや失点の原因だけ繰り返さないように気をつけたらOKです。

試合の動きに心もゆれうごかないようにしましょう。

勝てば優勝という4試合目。

試合前にはっきりと試合の結果で順位がどう変わるか分かっていなかったと思いますが、なんとなく優勝の可能性もあるし、そうじゃない可能性もあることは分かっていたと思います。

3,4試合目はそれぞれ1試合通しての出場。

3試合目に出番のなかったメンバーがこの試合の主役です。

1日の結果がのしかかった試合で大きなプレッシャーがあったと思います。

まずはそういう特別な試合に出場できたことが大きな経験です。

緊張感が強すぎると体が思うように動きません。

そういう余裕のない状態でプレーした選手が多かったと思います。

試合はお互いが攻めて守って気の抜けない展開が続きます。

こういう展開で崩れないところは良かったです!

しかしかんたんなミスから失点をして少しずつ苦しい展開となりました。

ボールを持ってはどうしていいか分からない、ボールを持っていなくても金縛りにあったかのように動けない。

相手に寄せられますます思ったようにプレーができない。この悪循環から抜け出すことが難しい試合でしたね。

状況を変えるためには他の人に任せるのではなく、自分がやるんだ!と責任感を持ってプレーすることが大切です。

相手を1人抜く、1つパスをつなぐ、1つの局面(場面)をクリアすると糸がほどけるようにスルスルと状況が良くなります。

最後のシュートの場面もカウンターぎみに相手の裏のスペースを取るだけでシュート、得点まで持っていくことができました。

必ず相手の守れていないところがあります。

そこを見つけることができるかが鍵となります。

最後の得点シーンは良く決めきったと思います。

試合の勝敗、1日の結果を左右する大事な場面でした。

ボールもバウンドして相手にはさまれる形でゴールからも少しはなれていた状況でボールのバウンドを利用した見事なシュートでした✨

今年初めてのカップ戦で3位!

見事トロフィーGET!!

全員が最後まであきらめずに戦うことができました。

緊張感があるから集中してプレーができますが、緊張感が強すぎると自分の良さが出せません。

良いパフォーマンスには良い緊張感が必要です。

ウォーミングアップ、声かけ、目的意識から良い緊張感を作って、緊張感を楽しみましょう!

伊東