7/6(日) 6年生 交流試合

対戦相手 千里ひじりサッカークラブ1st,2nd、寺内新田スカイ

20分1本で3チームと順番に試合を行いました。

17時頃までは暑さが残りますが、18時頃になると涼しくなり動きやすくなりましたね。

15分ハーフの試合が多いですが、前後半の15分より5分長い時間の中で体力的にしんどくなる中、考えてプレーをすることが必要だと話をしました。

短い時間ならがむしゃらに走ってもなんとかプレーできるかもしれません。

ただ20分となると体力的には持ちません。いかに必要な時に走って効率よくプレーできるか考える必要があります。

サッカー理解の部分です。

状況を読み取り何をしたら攻守において良いプレーができるのか考える習慣をつけていきましょう。

現代のサッカーで必要とされる要素となります。

どうしたら勝てるか考えること自体が「戦術」です。

みんなのアイデア=戦術を持ちよって良いところを詰め合わせたもっと良いチームのアイデアを作っていきましょう。

今回の試合も守備の部分を意識して取り組みました。

全日リーグでのガンバ大阪戦と同じで2-3-2をコンパクトにして中央からブロックを作り、サイドに誘導してボールの奪いどころを作っていきます。

相手のディフェンスからサイドハーフに入るパスが今回の狙いどころでした。

少しずつ守備の対応が良くなってきました。

1人1人が自分の役割をもっと理解し意識し、ボールの奪いどころに誘導するためにどこを?何を?守るのか考えると良くなります。

自分たちが意識的にボールを奪うのはここ!と感じてプレーできるようになりましょう。

・自分の後ろのスペースまたは人を自分の立ち位置で守ることを意識しましょう。
 自分の前、マークする相手のことは意識できるようになりました。
・いつ動くのか考えましょう。
 早く動きすぎると守りたいスペースを空けてしまいます。
 特にセンターバック、ボランチは中央から守ります。中央のスペースを捨ててでも出ていかなければいけない時は
 サイドや前に出ていきます。

中央のスペースを先に守ることで相手はサイドから攻めないといけない状況を作りだせることができました。

後はしっかりとボールを奪いきれるようにしましょう。

ボランチが相手のボランチを徹底マークしていました。

フォワードもボランチと一緒3人でに相手ボランチへのパスを管理するように意識しましょう。

相手がビルドアップの時に2-3-2から2-4-1を作ってきた時にセンターバックがちゃんと相手についていきました。

良い動きです。

中盤に相手が増えるのでボランチやサイドハーフにマークを引き渡してカバーリングを意識できるとさらにいいです。

サイドハーフが相手のフォワードの入ってくるスペースを先に無くしておくとその相手フォワードはボールをもらいにくることができなくなります。

ディフェンスラインはできる限り数的優位を作っておきましょう。

今回の試合で良くなった点
①ボールを持っている相手に体をぶつける
②裏へのスペースボールの時に相手の前に体を入れて相手の走る進路を守る
③ドリブルについていきプレッシャーをかけ続ける
④相手の攻撃しているサイドと逆のサイドハーフが中央に入ってきてサイドチェンジをカットする

今後の課題
①相手に寄せるスピード・タイミング
②相手の正面に立った時の守備対応。相手の次の動きを考える
③トラップ後のボールを奪う

③のトラップは相手が大きく浮かせたトラップをよくしていました。

そういう状況は積極的にボールを奪いにいきましょう。

かんたんにトラップしなおしたりプレーをリカバリーさせてはいけません。

技術の問題ではなく意識の問題です。自分からボールを奪ってやろうと思うことが大切です。

ボールを持っている状況では「どの相手をやっつけるとチャンスになるのか」よく考え良い答えを見つけましょう。

目の前の相手と勝負する意識が強いですが、実はその相手と勝負しない方が良いこともよくあります。

視野を広げピッチ全体をよく観ましょう。

そして、空いているスペースを見つけるのを上手になりましょう。

練習では「ギャップ」という言葉をたくさん使っています。

ギャップとは
相手の守備にできるスペースのこと。
相手と相手の間や相手とラインの間をさします。
相手のセンターバックとサイドバックという横のつながりのスペースや、相手のセンターバックとボランチという縦のつながりのスペースがあります。
こういうギャップ(スペース)は相手が守れていないことが多いため、有効に使うことでチャンスが生まれやすい。

他には緊急サポートを忘れずに。

相手がすごく近くまで寄せてきて、ボールを持っている味方の状況が良くない時には必ず緊急サポートを作りましょう。

緊急サポートが必要な場面

ボールを持った見方がボールを奪われそうになっている、1対1で不利な状況になっている

緊急サポートの目的

ボールを失わない、奪われない

緊急サポートの方法

基本的にはボールを持った選手の近くで相手のプレッシャーを受けない距離や方向。

前から相手のプレスを受けることが多いので基本的に後ろからのサポートをする。

横から相手のプレスを受けている時はその逆の横からサポートをする。

緊急サポートは相手のプレスと反対に良い距離感で作る。

練習ではギャップを意識したトレーニングをしています。

まずはできなくても意識して取り組みましょう。

そうすることで意識してできる段階に進みます。

そこからさらに無意識で取り組めるようになり、それでも練習し続けると無意識でできるようになります。

まずは自分がどの段階かよく理解して何にたいして頑張るか気づいていきましょう。

伊東

・CBはレーン1,2から守る。レーン3で突破される場合は中央から出ていく。