東淀川さんと5,6年生が交流試合をしました。
ブルーインパルスの展示飛行の後の時間に集合。
行き道はブルーインパルスを観ようとする人、人、人。
来る途中にブルーインパルスの飛行を観ることができた子もいました。
コーチは残念ながら観ることができませんでした。
前回の試合でギャップ=空いているスペースを意識して取り組みました。
今回のテーマは少し発展してどの相手をやっつけたらチャンスになるか。
もう一つのテーマは前回と引き続き緊急サポート。
今回の試合のテーマ
・どの相手をやっつけたらチャンスになるか
・緊急サポート
試合前の話になりますが、集合してからウォーミングアップまでの準備に時間がかかりすぎています。
テントなどの準備があったり今回は試合まで少し時間が短かったですが、いつもと同じスピードで準備していては間に合いません。
また、自分の準備に時間がかかりチームの準備がなかなか進みません。
サッカーはチームスポーツである以上、自分のことは自分でしてさらにチームのことも自分たちでしましょう。
自分たちが中心になって取り組む意識をもっと高めていきましょう。
それが気づく力や問題を解決する力につながります。
少しずつ緊急サポートの判断が良くなってきました。
相手のプレスから脱出し安全にボールをキープまたは前進していけるようになっています。
また、緊急サポートからダイレクトパスで回り道をしながらボールを前に運ぶようなプレーが増えてとても良かったです。
緊急サポートからのダイレクトパスなどを使ったすばやいビルドアップはとても効果的なので意識して続けましょう。
緊急サポートが必要な状況のおさらい
1対1で不利な状況
相手との距離が近い、自分が後ろを向いている、前にパスコースがない、スペースがない、相手にプレスをかけられている、相手にはさまれる
こういう1対1で不利な状況の時は目の前のあいてを自分でやっつける以外に方法はないかしっかり考えましょう
攻守において1人1人のプレー範囲がまだまだ小さいです。
ピッチサイズは50m×68mあります。
この広さを8人の味方で有効に使うためには1人1人ができるだけ広くプレーできることが大切です。
まずは自分のポジションの役割のプレーエリアを守りながら必要な状況では他のエリアにも出ていきます。
下の図はボランチを例にしたものです。
ボランチ(CM)はまず中央の黄色の〇のエリアからプレーをスタートします。
基本的にレーン1,2のディフェンスとフォワードの間のスペースになります。
そのエリアから守備時にサイドハーフが突破されるようなら赤矢印のようにサイド(レーン3)まで出ていきカバーリングをすることも必要です。
そうすることでセンターバック(CB)はゴール前のレーン1,2から出ていかなくてすみ、ゴール前をしっかりと守ることができます。
攻撃時にレーン3の奥のスペースが空いているなら赤矢印のように出ていくことで新しいパスコースを作ることもできます。
これはボランチを例にしたものですが、他のポジションも考え方は同じです。
必要なスペースから人を埋めていき、その次に必要な空いているスペースがあれば出ていく。
このような動きでスペースを有効に使いながらビルドアップをすることが大切です。
もう1つ大切なことはドリブル。
空いているスペースに自分でボールを運べるようならドリブルで運ぶ。
そうすることでパスを受ける味方はもっとゴールに近づいてパスを受けることができるようになります。
ドリブルがなくパスだけでボールを前進させるとパスの回数が増えてしまいます。
ボールを持っている選手もボールを持っていない選手もランニングできることがピッチを上手に使うポイント!
守備においても1対1でかんたんにやられてしまう、プレーエリアが小さいと味方がカバーリングしなくてはいけません。
そうなるとカバーリングした選手のいたスペースが空いてしまいます。
特にゴール前のスペースから守る人がいなくなると失点の可能性が高くなってしまいます。
理想は1人1人がドリブルについていける、しっかりとボールを奪えることですが、
100%はできません。
だからカバーリングが必要になりますが、カバーリングはあくまでも守備における緊急サポートなのでできるだけ少なくしたいところです。
カバーリングのカバーリング、さらにそのカバーリングとカバーリングが増えるだけボールを奪って攻撃を始める時に前線に味方がいなくなり攻撃が難しくなります。
緊急サポートは連続しない(攻守において)
危ない場面はありますが試合の全体的にかなり良くなってきました。
全体が安定してきたら少しずつ細かいところの質を意識して改善しましょう。
パスの質、攻守におけるのポジショニング、プレーの切り替えの速さ、動き出すタイミング、相手との距離など。
より具体的なプレーを良くするためには具体的に観ることが必要です。
だれが・なにを・いつ・どこで・どうして・どうやって(5W1H)を考えると分かりやすいです。
また、理想的なプレーをするために自分の体力やスピード、判断、技術はどうなのかもよく考えましょう。
もしスピードが足りないとしたら足りない部分を何でどうやって補うか考える必要があります。
今回の試合では皆の良い部分がたくさんでました。
練習の成果が発揮できたことは素晴らしいことでした。
しかし、そこに満足しないでもっとできることを信じてsらにレベルアップすることを意識して取り組んでいきましょう!
伊東




















