てしまU12 11/16(日) 交流試合

とどろみグラウンドの天然芝ピッチで交流試合。
青空の下で良いサッカーをすることができました。

3試合行い1勝1敗1分。

シーソーゲームをしっかりとものにできたりポロリと落としてしまったり。
1つ1つプレーの良さが目立ったり惜しかったりしましたね。
せいしろうのロングシュートからの得点のようにゴールから遠くてもチャンスをものにできたのは良いところでした!

ボール1個分の勝負、せめぎあい

さっきのロングシュートの話にもつながりますがシュートを打つ(打たせる)と得点が生まれます。
攻撃ではシュートチャンスがあれば打つ。
守備ではシュートを打たさないことが大切です。
相手よりもボール1個分早くシュートを打つ。
シュートを打つ相手よりもボール1個分早くボールを奪う。
このボール1個分通るか通らないかで試合の行方は左右されます。

それではボール1個分を勝つためにはどうしたらいいのか?
【攻撃】。
①良いポジショニングをする
相手の届かないところ、相手が守れないところ、相手がゴールとつながれていない(守れていない)ところ
②良いボールの置きどころ
ゴールまでのキョリに合わせて良いシュートが打てるところ、いくつかのプレーを選べるところ
【守備】
①パスカット(インターセプト)をすること。
②ボールに(相手に)寄せて相手に自由をあたえないこと。

相手に自由をあたえないためには相手に近づくことが必要ですし、体をぶつけることも必要になります。
つまり相手のプレーを妨害します。
相手が嫌がることを続ける。
相手に寄せていってもすぐに抜かれたり交わされたりしてはいけません。
寄せる時にはハイスピード⇒スピードダウン⇒ストップで相手に寄せましょう。
よくあるミスが相手の前で止まらずに相手に入れ替わられて抜かれることです。
相手の前で止まり次の動きについていけるようにしましょう。
※もちろんボールを奪えるチャンスの時は止まらずにボールを奪いにいきましょう!
逆のミスもよくあります。(ボールを奪える時に止まっている)
・相手がトラップミスをしている(トラップが大きい、ボールが浮いている)
・相手が攻撃方向に対して後ろ向きでプレーしている
・相手が1人で仲間のサポートがない
・相手が視線を下に下げている
・相手がプレーを迷っている、何をしたらいいか分かっていない、判断が悪い
こういう時には相手に時間やスペースをあたえてしまうとプレーがやりやすくなってしまいます。
相手が嫌がっている時(ピンチ)はこちらのチャンスです。
その瞬間を逃さないようにしましょう。

アオヤマSCさんにはきれいにパスを回されながら攻められてしましました。
チームとしてカバーリングが機能しなかったことが理由の1つですがなぜカバーリングがに機能しなかったのか考えると
ボールにチャレンジする選手が相手を自由にさせすぎたことが理由です。
相手のドリブルに対してかんたんに抜かれたり、かんたんにパスをさせたりしてしまいました。
ボールを持っている相手へのプレッシャーを強くかけ続けられたら他の相手選手の動きも止まっていきます。
中学生年代以降のことを考えてもまずはまずは1vs1での勝負に負けない選手たちであってほしいです。
その先にチームでどう守る?という話になっていきます。

今回の試合は攻撃でも守備でもチャンスの瞬間を逃さなければ勝てる試合でした。
自分たちで勝利をたぐり寄せられるチームであってほしいと思いますが
そのためには自分たちの良かったところと課題を整理して練習で活かしていくことです。
そして良いところは残しつつ(伸ばしつつ)課題を改善できるように向き合い続けることが大切です。
この姿勢をどれだけ高いレベルで取り組み続けていきましょう!

伊東