子どもたちから話が出ているかもしれませんが、次回の試合のメンバーをコーチが決めると伝えています。
メンバーを決める要素として子どもたちには、練習での頑張り、片付けや準備などの練習以外の部分、そして人に優しくできるか、相手のことを考えられるかなどの人としての部分などをひっくるめて決めていると伝えています。
チーム分けのねらいを少しお伝えさせていただきます。保護者の方と僕たちが同じ方向を向いてお子様に関わりたいと思っていますので、少し長くなりますが最後まで目を通していただければと思います。
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1.「同じ仲間」であることを大切にしてほしい
複数のグループに分けて試合に参加しますが、どちらも同じ「千里ひじりSCの仲間」という思いを持ってほしいと思っています。その中で、切磋琢磨し合いながらレベルアップしてほしいと考えています。
メンバーを分けますが、今はどちらが強い・弱いではなく、どちらのグループも千里ひじりSCの仲間としてみんながレベルアップできるように試合に参加している、という考えを持ってほしいと思っています。
2.メンバー分けのねらい
もう一つは、メンバーを分けることで同じ目標に向かってチャレンジできるということです。普段の練習でもグループを分けていますが、練習メニューは同じでも、グループによって伝えるねらいを変えてトレーニングを行っています。
理由としては、子ども達は理解・上達のスピードが個々に違うため、今できるようになろうとしていることもそれぞれ違うからです。同じねらいを持って取り組めるメンバーで練習できるようにしています。試合のメンバー分けも同じで、練習で取り組んできたことを試合で発揮しやすいよう、一緒に練習してきたメンバーと同じねらいで参加できるようにしています。
3.子どもたちに見られやすい気持ちの変化
ねらいを伝えていても、子どもたちはどうしてもレベルで分けられていると感じることがあると思います。サッカーの技術だけで見ると、そう見えてしまうのも自然だと思います。
そのため、メンバー分けを見て嬉しくなって少し天狗になったり、相手の気持ちを考えずに「強い方・弱い方」などの言い方をしてしまう姿が出ることがあります。今までの経験上、男の子にはよくある姿です。
3〜4年生ぐらいになると、子どもたちも自分の立ち位置が理解できるようになり、受け止められる子もいれば、理解しているからこそ言い争いになることもあります。普段から「強い選手ってどんな人?」「サッカーが上手いだけじゃなくて、いろんなことに気を配れる人になりたいよね」という話を子どもたちに伝えているつもりです。
もし、お子様が友だちから見下すような言い方をされたと話してきた時は、その考え方を改善し、みんなが成長できる良い話し合いの機会にもなるので、谷口まで伝えるようお子様に促していただければありがたいです。
4.期待していたメンバーじゃなかった時の気持ちへのサポートの仕方
自分が思っていたメンバーではなかったことでショックを受ける子どももいると思います。千里ひじりSCではこれまであまり起こらなかった気持ちを、今回初めて感じる子もいると思います。これはチームスポーツでの貴重な経験だと考えています。
ショックを受けたことで「もっと上手くなりたい!」とスイッチが入る子もいれば、少し落ち込む子もいると思います。保護者の皆様には、その気持ちをマイナスからプラスへ、プラスの子はさらに勢いがつくように、お子様の背中をそっと押していただければと思っています。
どこをどう頑張ればいいのか、谷口まで聞きに来るよう声をかけてください。本人の良いところとチャレンジしてほしいところを伝えたいと思っています。明確な目標ができると、子どもたちも練習に取り組みやすくなりますし、頑張ってできるようになった時の自信につながります。
気持ちの整理に時間がかかる子もいますが、成長とともに少しずつ変化していきますので、これからのお子様の気持ちの成長も見守っていただければと思います。
5.これからのメンバー編成
これからも試合や練習での様子を見て、子どもたちの成長のためにどうすればいいかを考えながらメンバーを組んでいきます。メンバーを入れ替えることにも、固定することにもそれぞれメリットがあります。その時々でベストな形を考えて行っていきます。
次回から始まるメンバー分けが、子どもたちのサッカーへの気持ちをさらに熱くするきっかけになればと思っています。ご理解、ご協力のほどよろしくお願い致します。
不明な点や相談などがございましたら、いつでも谷口までご連絡ください。
千里ひじりSC 谷口 岳登
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