9/30(土) 6年生交流試合(ガンバ大阪2nd)

この日は池田市内の多くの小学校で運動会が開催されていました。

そのような中夕方からの交流試合に参加してくださりありがとうございました。

この交流試合も当週にガンバ大阪さんから声をかけてもらい、人数が集まったら参加します。

という話で急いで参加アンケートを取り実現した試合です。

「ガンバ大阪と試合するの楽しみ!」

「人工芝で試合できるの最高ー!」

子どもたちにとっても嬉しい試合になりほっとしています。

涼しい時間の試合でみんな気持ちよくプレーしていて、心の中では1年中これくらいの気温でサッカーできたらいいのにな。と願うばかり。

15分1本の試合を6本。

良い集中力で試合に入れることが当たり前になり成長を感じます。

試合をする毎にプレーの質も良くなり最後の試合まで無得点が続きましたが、最後の試合では2得点で意地を見せることができましたね。

守備においてFWの選手が寄せて相手の選択肢を制限する⇒中盤の選手がマークにつく⇒DFの選手がロングボールなどの後ろのスペースをサポートするという一連の流れがスムーズにできるようになり、相手の縦パスをインターセプトできる回数が多くあり「相手のボールをチームで奪う」ことが見事にできていました。(素晴らしい!)

2人のFWがボールに寄せる・サイドチェンジを防ぐことの役割を分担しジワジワ、ジリジリと相手にプレッシャーをかけられるようになればこの段階での守備は完成されたものになります。

攻撃面では良い守備から攻撃のスイッチが入りチャンスメイクの部分はとても良かったです。

課題としてシュートの決定力や1つひとつのドリブル、パス、トラップといった基礎技術の質を高めていくことは見えてきました。

もちろん今の力で通用する時もありますが、しっかりした力を持ったチームや、てしまより地力のあるチームに勝つためにはプレーの正確性を高めなくてはいけません。

自分たちのミスで自滅しボールを失う場面がおおくありました。

数少ないチャンスをものにできる正確性は意識してプレーしましょう。

そのためには日頃の練習をより試合に近い環境で行う必要があります。

練習内容を考え改良していくことはコーチの仕事。

選手の仕事はその練習の意味を考え試合をイメージしながらあたかも今試合をしているかのように練習をすることです。

練習は練習、試合は試合と別物ではなく練習=試合とつなげましょう。

練習では上手なのに試合になると。。。

今はこんな感じ。

試合では体が勝手に動いてできる!

こんなレベルまで練習で繰り返し繰り返し体に覚えるまで続けてください。

サッカーが上手くないのではなく、やりこみが足りない。それだけです。試合で使えるレベルまで。

ちょっとしたプレーの1つひとつにわずかな差を見せつけられた。

そんな試合でした。

例えばトラップを自分の目の前に止めるのか。次に進みたい方向に変えて止めるのか。

いわゆる無駄が多いのか、少ないのか。それくらいの差です。

サッカーをぼやっと見ているのか、細かく丁寧に見ているのか。

何を見ているのか、何を見てきたのか。

気持ちの高さ、強さ。意識の高さ。質の高さ。これらの背比べで相手が高かったというお話。

じゃあどうしたらいいのか。

自分たちの背を高くしていこう。

ようするに成長しよう。ということ。これだけです。

植物は太陽に向かって高く伸びていきます。

人間も一緒。目標(太陽)に向かって雨にも負けず、風にも負けずしなやかに強く成長して(伸びて)いきましょう。

伊東