てしまU12 9/13,15(土、月) 全日リーグ vs フォルテ、秦野、千里ひじり1st

3連休は全日リーグの試合が2日間。
13日(土)にvs フォルテ、秦野。
15日(月)にvs 千里ひじり1st。
どの試合もあと一歩というところで勝ち点をこぼしてしまいました。

フォルテ戦。0-3
5年生からコテンパンにやられていた相手でしたが、守備の部分で大きな成長がみられました。
いままでは引いて守ってしまい相手に自由な攻撃をさせてしまいましたが、しっかりとプレッシャーをかけていくことができてボールを奪いにいくことができていました。
ミドルサードのあたりで対応し、サイドからのクロスもセンターバックを中心にゴール前で待ち構えてしっかりとはね返すことができていました。
守った後のセカンドボールをFWや中盤が回収すること、クリアを大きくはっきり、できたら味方のいるところにはね返す。
守備➡攻撃への切り替えができていたらもっとよかったです。
攻撃はFWにボールが収まらない、中盤が出ていけない、前線に人数をかけられないということが多々ありまだまだ改善が必要です。
まずは味方に丁寧にパスをする、ボールをキープすることを意識しましょう。
前半に1点、後半に2点の3失点しましたが、どれも自分たちのミスです。
ミスが無くなるように練習から1つ1つのプレーにこだわりましょう。

秦野戦。0-1
同じ池田市で活動してる、よく知っている友達がいるなど負けたくない気持ちの強い試合でした。
終始相手の嫌なことをし続け主導権をにぎることができていたと思います。
自分たちでも相手が焦っていることを感じていたはず。
相手のやりたいことをほとんどさせなかったと思います。
シュートまでが遠く得点の気配が少なかった。
これはどの試合でも言えることです。
シュートのためのキック力、種類、ゴールを狙う意識はまだまだ低い。
まずは決まらなくていいから積極的にシュートを打っていきましょう!
相手の裏のスペースをめがけたパスは増えて良かったです。
しかし、キックが強すぎたりパスをもらう選手のことを考えたパスになっていないのでパスをもらう選手のことを考えていつ?どこに?どんなパスを出したらいいか考えていきましょう。

前半0-0で熱くなっていった後半、相手の攻撃を止めたDFからのカウンター。
ドリブルで前に運んでいきましたが、相手に奪われてドリブルを返され失点。
ビルドアップでは相手に向かってドリブルをしない。基本的にはスペースに向かってドリブルをする。
白熱した試合展開に熱くなり冷静な状態ではなかったかもしれません。
日頃から白熱した練習を行い状況や雰囲気に慣れて、試合では平常心でプレーができるようにしていきましょう。
相手のドリブルに対しては3,4人が足だけで軽い対応となりゴール前まで運ばれてしまいました。
守備➡攻撃➡守備と切り替えが繰り返されて頭の準備ができていなかったのかもしれませんが、まずはゴールを背中で守る、相手の進行方向の前から守るということを徹底しましょう。
この場面だけ対応が甘くなり失点して負けてしまったのでとてももったいないプレーとなりました。
試合後は珍しくうなだれている様子でかなり堪えていました。
ショックな気持ちはみんな一緒です。
ただ、この大きな悔しさをバネに大きく成長するチャンスでもあります。
この試合で感じたことを心に大きく刻んで今までと違う取り組みをしていきましょう!

千里ひじり1st戦。0-2
開始早々、相手のコーナーキックから失点。
相手より早くボールをさわる、相手にボールを触らせないようにブロックする。
今は基本的にマンツーマンディフェンスをしているのでだれがどの相手をおさえるか必ず確認をして、自分の相手をボールに1歩でも遅らせ相手をボールに届かないように止めましょう。
GKはボールをキャッチしにいく、キャッチが難しい時はパンチングしてはじく。
今回はこういう対応ができていなかったので学んでいきましょう。
この試合でも次からのコーナーキックはしっかりと対応できていました。
失点後はミスを引きずることなく集中してプレーしていました。
最少失点で粘り強くプレーできるようになってきました。
ベンチからも大きく気持ちのこもった声がたくさん出ていました。

0-1のまま後半戦へ。
良い集中力で全員が試合を戦えていました。
FWがボールを収めてくれて中盤とのパス交換で相手のDFラインを突破していくプレーが増えて良かったです。
攻守があり緊迫した良い試合でしたが、相手のスローインから横のドリブルからのシュートで2失点目。
中央にいるはずのボランチがスローイン時にサイドまでつり出されてしまい、真ん中のスペースを空けてしまいました。
DFも前に出ることができず良い形ではなかったけどシュートを打たせてしましました。
横からドリブルについていってはいたけどプレッシャーをかけられる距離ではありませんでした。
また、相手の前からもノープレッシャーでした。
9月の試合を通してもファウルがほとんどありません。
1回だけ相手をたおしてファウルをもらいました。
ファウルをしろ。というわけではありませんが、それだけ相手へのプレッシャーが少ないということ。
相手に体をぶつける、ボールへ足を出す。
もっと強度のあるプレーができるはずです。

後半、点を取りにいくためにポジションやメンバーを変えました。
それによってシュートにいく回数が増えたりゴールに近づけるようにはなりましたが得点まではいけなかった。
あと1歩及ばず。

9月の全日リーグは粘り強く戦えるようになってきたものの、勝負弱さが目立ちます。
特に得点力は大きな課題です。
このような状況ではミスは致命的となります。
守備、攻撃どちらも良くしていかなければいけません。
まずは自分がプレーするポジションで求められるプレーが何か考えて1つずつ取り組んでいきましょう。
全員で取り組んでいかなければいけません。
みんなの力を1つにして戦っていきましょう!

サッカーを今よりも細かく分解していきましょう。
全体を分析しながら細かいところも観ていきましょう。

何が食べたい?
肉が食べたい!

今はこれくらい大きなかたまりでサッカーを捉えています。
これを

ハンバーグが食べたい!焼き肉がいい!鶏のから揚げが食べたい!
というようにもっと具体的なものがでてくるようにサッカーを観たり考えたりできるようにトレーニングしましょう。
これはトレーニングできることです。
普段からこれは何のための練習かな?どうしてこの練習をするのかな?と考えるクセをつけましょう。

メモリを細かくすることで今まで見えてこなかったことが見えてきて、成長感や充実感を今まで以上に感じられるようになります。
下に参考として「成長曲線」を分かりやすく図にしたものがあります。
今自分はどのあたりにいるのか一度考えてみましょう。

伊東